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【野放図ミント】キューバミントの収穫

 ホームセンターで最後の一鉢として悲惨な状態で売れ残っていたキューバミントくん。自宅に連れ帰ってフェルトプランターに植え替えをし、茎伏せして茎を均等にばらし、剪定をして身軽にした上で、せっせと毎日水やりをしていた。

立派にバランス良く育ったわい。

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ここからまずは剪定を兼ねた収穫をすることにした。

使う分だけちょこちょこと収穫するのが良いのだろうけど、写真左側に当たる部分の葉が、少し黒ずんで来たのだ。

密生が過ぎて通気性が悪くなったのかもしれない。ガッツリと刈り込んでスキスキにしてあげなきゃ。

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写真上)剪定後のキューバミントくん
写真下)本日の収穫。ローズマリー食パンを作る予定。

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いつもの様に分別作業をして、新芽の部分と葉の部分は、別々にさらし布巾に包んで冷蔵保存、茎の部分は即、乾燥オペレーションに回す。

キューバミントくんでミントティー(紅茶ベース)を飲んでみたけれど、スペアミントとは少々違い、野生的な青さが漂う感じ。なのでスペアミントの方が使い易いんじゃないかと思う。

キューバミント&レモングラスのハーブティーも飲んでみた。レモングラスさんは常に万能。安定の美味しさ。レモン系とブレンドするなら、スペアミントでもキューバミントでも特にどちらが良い悪いというのはない。どちらも非常に美味しかった。

さてさて。味もイケてるキューバミントくんだが、キューバミントくんの植物全体が醸し出す雰囲気(葉の質感と色)がすごく良くて、観賞用にオススメしたいくらい

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左)キューバミント
右)スペアミント

なぜに私は、花よりも葉の緑が好きなのかな。

それは、美しくて儚いものよりも、生命力が溢れて力強いものに憧れているからかも。常に成長を希求する活力そのものに、人間としての私が元気づけられるからなのかな。

花をつけた時点で、植物としての彼らは、すでに人生の折り返し地点をとうに過ぎた場所にいる。それが切ないのかもしれない。

花が終わりタネをつけると、彼らは何の疑問も持たずに自らの人生を畳もうとする。末端の方から生気を失い、まるで人間なら末端の毛細血管に酸素を送ることを諦めたかのように、少しずつ少しずつ畳みつつも、意外とその状態のままずっと佇んでいることもある。

あっという間に力尽きることもなければ、もうだめかなと思えるような茶色っぽい状態のままでも、茎は意外としっかりと立ち続けていたりするのだ。

その姿を見ていると、少し心を動かされる。老いても尚まっすぐであろうとするその生命力を前にしながら、ダイエットしなきゃと言いつつお煎餅を口にし、雪見だいふくをホクホクと複数個くらいつく自らを恥じるのだ。

ローズマリー食パンを焼き、ジェノベーゼソースをたっぷりと塗って、ぱくつく私。

今日も元気だ、炭水化物が美味い。

この2冊の本だが、めずらしく紙の書籍で購入しつつ、実践できていない私(涙)。もう一回読み直すわ........orz



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