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2年悩んで買ったスライサーは、やはり燕三条モノ

 気に入らないものは、結局は使わなくなり、最終的には捨てることになる。

この歳になると、そういう自分のクセもわかっているので、新しいツール類を買うときは、「気に入ったもの」が見つかるまでは気長に探すことにしている。

2年ほど前に、新しいスライサーを買おうと思ったのだが、結局良いものにめぐり合えなかったという話は、こちらで書いた。

私の希望は、この4つだけである。

1、V字刃
2、手頃なサイズ感で幅広め
3、厚さ調節機能
4、耐久性がある(頑丈)

なのに!

意外とこの条件を満たすものがなく、それからずっと「壊れかけのキッチンエイド社のスライサー」をだましだまし使っていたのだが。

とうとう壊れてしまった……..orz

厚さ調節機能の最も大事な部分が折れてしまったのだ。

凄腕の包丁さばきスキルなど持ち合わせていない私としては、スライサーがないと日々の料理が無理ゲーになる。いや、料理をするのはホットクックさんで、私は食材を切るだけの人なのだが。

アマゾンのサイトで小一時間ねばってみつけたのが、これである。耐久性はよくわからないが、一応、私の考える機能性は満たしている。

そして安い。

私「ああああ、もうこれでいいや。決めた決めた。カートに入れたから、何かAmazonで買いたいものがあったら選んでね。一緒にDONEするから。」

カナメ「どんなのにしたの?」

私「機能性は問題なさそうかな。色味はかわいくないけど仕方がない。まぁ某国メーカーだけど、問題ないやろ。」

カナメ「え、それでいいの?ツールはちゃんとしたの買った方が良くない?しかもその要(かなめ)ってやっぱり刃やろ。日本メーカーの方がええんちゃうん。」

確かに一理ある。

切れ味も耐久性もめっちゃ大事。日本の刃を買わずに、何をしてるんだオレw

ということで死ぬほど考えて、条件からV型を外した。

横幅がそこそこあり頑丈で、厚み調節ができる、刃がすごそうなやつをセレクトしたよ!!!

スライサーに小回りさは求めていない。
ちょちょっとスライスするだけなら、包丁の方が速い。
スライサーを使うのは、ある程度まとまった量を処理する時だけなので、ボウルの上にどかっと置いて安定しているものが良いのだ。

外箱に詳細な説明が

ああああああ、もうなんでもっと早く買わなかったのかしらん!!

と自分にツッコミを入れるほどに快適快適。

おそらく、スライサーなんて新品ならばどれも同じように切れ味バツグンだろう。あえてこの商品だけが突出して良いものであるとも言えないかも。

それでも数十年ぶりに手にした燕三条メイドの刃がついているスライサーである。

快適でなかったらおかしいわい。

なかなかの大きさである

スライサーの機能としては完璧で、特にV字にこだわることはなかったのかも。

本体のスペックは、こちら。厚み調節機能はあった方がいいよ、マジで。

  • 本体サイズ                       W325×D128×H30mm

  • 本体・ホルダー重量       231g、金属部重量:69g

  • 用途                                   輪切り、紋切り、スライス、千切り、けん、ささがき

  • 切削幅                               荒/5.08mm、中目/2.65mm、細目/1.26mm

  • 切削厚み                           0.5~2.0mm

スライスするだけではなくて、千切り用の刃もついてきた。

美しいアタッチメント!

実際はどの程度の細さになるのか気になったので、同じ素材で切ってみた。

人参で切り比べ

上段が、0.5mmスライスにしたもので、下がおそらく1ミリくらいかな。

厚さを最大の2mmに調節すると、キレイに千切りにはならない(一部がくっついたままになる)ので、実際には、この6種類くらいの選択肢しかないと思う。

今まで人参サラダをつくるときは、スライスした後で包丁を入れるか、チーズおろしでおろしていたので(しりしりっぽい形状になる)、なんか感動してしまった。

人参サラダもサクサク!

最小の厚みで、細目アタッチメントをつけると、「(大根の)刺身のツマ」ができる細さである。おそらく玉ねぎなら、細かいみじん切りができそうである。

頑丈で幅広のスライサーをお探しの方には、良い選択肢だと思うで。

スライサーの要は、やはりビジュアルよりも「刃」やね!

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