【コンロ使わないもん】台湾粽を電気圧力鍋で蒸す

 うちの父の仕事の関係で、両親は長い間、台湾の高雄に住んでいた。

 その時の母は50代にして、人生初海外=海外居住となったのだが、全く動じず台湾語も勉強して、お友達もたくさんでき、今でも交流がある。母はとても料理上手で、滞在当時に親友のママさんに台湾粽の本場での作り方を教わり、完璧にマスターして、定期的に作っては冷凍して送ってくれる。

 めっちゃくちゃ美味い。

 あまりにも美味いので、作り方を教えてもらったら、その面倒さに絶句した。それでも「うちの母もいつまで作れるかわからないし」ということで頼み込み、作り方の動画を撮影してもらった。なのに、まだトライしていない。

 簡単な煮物すら、ホットクックさんやヘルシオさんのレンジ機能にお願いしている私が。つくれるわけないやーん(汗)。

 ということで、今日は、その完成形である「台湾粽」が母から送られてきたので、それを蒸すという大切な最後のプロセスだけ、シロカさんにお願いしてみましたー。

1、シロカの電気圧力鍋に水を入れ、付属の蒸し網をセットする。

2、冷凍の台湾粽を入れ、10分加圧。

3、圧力弁が下がったら、とりだしてサーブ。

画像1

 さて。

 母から定期的に粽が届くのだが、そのインターバルは最低3ヶ月以上である。その理由なのだが、母が自分で塩漬け卵(鹹蛋)を作り、その完成に3ヶ月から半年かかるのである。冷蔵庫の容量に限りがあるため、大量につくることができないらしい。鹹蛋が完成すると粽を20個つくり、また新しい鹹蛋を仕込むらしい。

 この塩漬け卵が美味しさのポイントだが、それにとどまらず、めちゃ具だくさんの塩茹で粽なのである。個人的には世界で最も美味しいと思っている。大きいので一食に一個で十分である。これに汁物をつければ完璧だ。

 今回は、その「塩漬け卵(鹹蛋)」の作り方だけメモっとく。母からのメールのコピペだが。

塩漬け『鹹蛋』
(本当はアヒルの卵ですが、日本には無いので鶏卵を使う)
材料:
卵 ……… 20個
水 ……… 1000cc
塩 ……… 200g
八角 ……… 1個(入れなくても良い)
作り方:
1.水を沸騰させ、塩を入れて2~3分煮る。
2.密閉容器に卵を並べ作り方1で冷ました塩水を静かに加え冷蔵庫の野菜室で3ヶ月~6ヶ月位保存しておく。
3.粽に使う時は卵を割り、固まった黄身だけを取り出す。


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