断捨離ついでに母子手帳のバックアップ・クラウド化を

家にいる時間が多くなると、その時間を有意義に過ごしたいと思う方も多いだろう。海外でもKonMariメソッドでお片づけしているご家庭も多いとか。

そこでだ。

おすすめしたいことがある。

写真と子供の記録(成績表や卒業証書、母子手帳など)をデジタル化して家族全員がアクセスできるクラウドにおいておくか、全員にデジタルの形で配布しておくことだ。

我が家は写真についてはカナメにその趣味があり、実に20年以上前にネガをすべてデジタルに変換済みであり、その後、友人や学校から受け取った写真のうち大事なものはスキャンしてある。

私自身は表面的には楽観的に見られることが多いのだが、実際は相当なビビリでありとあらゆる備えをしている。家が火事になっても大事なものはデータの形で残しておけば、なんとかなると思ったのだ。

最近のスマホ環境なら、撮影と同時にクラウドに保存されたりするから、それほど写真のデジタル化については強調しなくても良いと思う。

が。

子供の成長記録、特に母子手帳、特に予防接種記録、は絶対にバックアップを取っておいた方がいいのである。

我が家の場合は、海外に引っ越す際に、子供たちが日本で接種したものの記録については、英語版の書類を作って(私がWordで作成して)、それをかかりつけの小児科の先生にチェックして頂いた上で、クリニックの印と先生のサインを頂いた。

その後、行く先々の国で改めて予防接種記録を作って頂いたりして(全部英語だけど.....)、それなりにキチンとした記録がある。

ちなみに今は海外でも日本と同じような手帳式の記録を配布している国もあるが、当時はどの国に行っても、日本の母子手帳はあちこちで大きな関心をうけて「見せて見せて!」と大人気だった。

が、いかんせん、すべて紙媒体である。

昨年、海外から日本に帰国する際に、もしも何かがあって、私たちの引っ越し荷物が届かなかったらと思って、その時に子供の大事な記録はすべてスキャンして本人たちに送っておいた。実家の兄にも事情を話してバックアップとして送っておいた(私と同じ業界にいる兄は、さらにそのデータを2種類のメディアにバックアップとっておいてくれているという......)。

今回、子供たちのBCG接種の有無が気になって調べたのだが、その際にも、子供の名前がついたフォルダの中にある、母子手帳画像ファイルをチェックするだけで確認することができた。つまり、母子手帳そのものを紛失しても、特に大きな問題はなくなった。

大事なのは接種記録なので、Excelなどに入力しておく方が良いのは言うまでもない。でもそれはなかなか面倒だというのもわかるので、その場合は母子手帳のすべてのページをスキャンしておくだけでいい。

こういうものは気づいた時にやっておくことが大事なので、お時間があるうちにぜひぜひ。

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