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法務局でもマイナンバーカード認証を活用してー。

 んとに、日本の官庁関係の手続きのダメっぷりったらないよね。あれはワザと煩雑にして、公務員の仕事をなくさないようにしているんじゃないかと疑念を抱くほどである。

常に効率と生産性を求められている民間の私からすると、おのずと血圧が上がりそうになるのだが、それでも窓口でケンカを売ったりせずに穏便に対応しておる。なんといっても、その手続きを規定したのは窓口にいる優しいお姉さん達ではない。彼女達にケンカ売っても仕方がない。

法人の印鑑証明書を発行してもらおうと、自宅で電子納付ー申請総合ソフトを立ち上げて、昨夜に申請を完了し、今朝になってから納付ボタンが押せるようになったので、それをクリックしてオンラインバンキングで支払いをすませた。

このソフトのUI画面は実にひどい脱力モノであるが、もうそれには慣れた。自分が関係する手続きは決まっているので、それができればもういいのだ。多くは求めない。大事なのは、まずデジタルになり、まずオンラインで手続きができることの方(DX)。UI/UXなどは、後からなんとでも再設計できるやろし。

でもさ。

ここまでデジタルでできるのに、窓口受取を指定すると、納付後の画面を印刷して、それを窓口で渡さないといけないのだ!!

ここまでオンライン&デジタルでできるのに、最後にプリントアウトだぜ?

最強にアナログ!

ペーパーレスどころが、ペーパー追加!

申請時に自分の名前と生年月日が登録されているんだから、印鑑カードを見せるついでに、私のマイナンバーカードをかざすと本人確認ができて終了、でいいと思うのよね。

しかも、その申請&納付画面をタブレットで見せるというのもダメで、「紙に印刷されたものを、印鑑証明書と交換」しないといけないのだ。画面に表示させた申請番号がわかれば、法務局にある受け取り用紙に手で記入してもいいらしいのだけど、それでも紙が一枚消費されてしまうのだ。

本当に、なんとかしてよっ!!!

マイナンバーカードという、最強の本人確認のブツを持っているにもかかわらず、印鑑カードも見せているにもかかわらず、その申請画面を印字した紙がないと受け取れないというビジネスプロセスの設計があかんすぎて、泣きたいほどである。

法務局のお偉いさん方、ご一考を!!

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