【リノベ 備忘録】洗濯機に温水を引き込んでおく


過去に何カ国か住んだのだが、私が滞在していた場所で使っていた洗濯機には「高温での洗濯モード」がついていて、そのモードを頻繁に使っていた。特に汗をたっぷり吸いとったスポーツウェアなどは、うっかりするとすごい異臭を放つことがあるので、そういう時は最高温度で洗濯するのが当然だと思っていた。

日本に帰国して、「あ、日本の洗濯機は高温で洗濯するモードがデフォではついていない」ということを思い出して、かなりショックを受けた。湿度が高く部屋干しする人も多い日本で、洗剤は色々と開発されているのに、洗濯機自体に高温モードがなかったり、そもそも温水を引き込めるような構造になっていなかったりして、割とびっくりする。

私が20年近く前に日本で使っていた洗濯機を今も使っているのだが、その洗濯機にはお風呂のお湯を取り込める口がついている。

でもそれだけ。

最近の洗濯機には、引き込んだお水を洗濯機の中で温めるタイプもあるようだが、かなり高額だ。

さて。

今の世界の状況はご存知だと思うのだが、屋外から部屋に入った後に、その時に着ていた服は、どうすればいいのか問題がある。

以下の記事によると、衣類の洗濯をする際には、できるだけ高温で洗うことが推奨されている。

素人考えだと、石けんでの手洗いがOKなら、洗剤で衣類を洗濯すれば、それだけでいいのではと思うのだが、ここでは高温で洗うように書かれている。高温での洗濯は雑菌の臭いもなくなるし、いろいろな面で良いことが多いので、私もおすすめしたい。ただし生地の傷みは早まるので、今の時期は、丈夫で高価でない衣類を普段から着た方が良いと思う。

それでだ。

温水で洗濯をする方法は、前述の通り、温水洗濯が可能な高級モデルを買うか、もしくは洗濯機に温水を引き込めばいい。日本の洗濯機置き場を見ると、水道の蛇口がついているのだが、一般的には給水用の単水栓しかついていない。

そこで、もしリノベを計画されているのであれば、そこに温水を引き込んでもらって、「(温水と冷水の両方を引き込む)混合水栓」か、温度調節のできる温水器があるなら、そこから温水用の単水栓をつけておくことをお勧めする。そうすると、どの洗濯機にも温水洗濯機としての機能を追加することができる。(洗濯機側の構造で、あまりにも高温だと使えない機種もあるかもしれないので、要確認だが。その場合は60度くらいでとどめておけば大丈夫だと思う。あくまでも想像だけど)。

簡単なことだけど、これだけで衣類は気持ちよくキレイに仕上がるし、雑菌による異臭はしないし、なんちゃらウィルスも撃退できるのでめちゃくちゃお勧めする。

リノベを考えていらっしゃる方のご参考になれば!

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