「タイムログ」嫌いが「感情ログ」やってみた
こんにちは。WBH1期生・なつみです。
先日の1期生「時間をととのえるワークシェア会 」で、素晴らしい発表に感銘を受けつつも「正直タイムログ苦手なんですよね。笑」と告白したところ、意外と「私も実は」の声が!(SF「適応性」上位者が結構該当するとかしないとか)
↓ 時間をととのえるワークシェア会のレポートはこちら
世の中の「タイムログ」関連記事は当たり前ですけど、タイムログの実効性がすごく説かれていて、いわゆる自分時間の捻出をする、バタバタしている毎日をなんとかしたい、とかそういった目的に対して非常に有効。と言うことですよね。
どうも私はそこにあまり興味がないようで。
毎日無駄のないルーティンとか段取りとか、そういうの決めても守らない(むしろ破りに行く)タイプなのです。ライブ感大事に生きていきたいロックな女なのです。(自分時間は欲しいんですけどね・・・)
「感情ログ」とは?
そんな私がなぜまくらさんの発表に感銘を受けたかと言うと、まくらさんの発表は時間の効率化というよりは「心穏やかに毎日を送るために、タイムログをとってどこがどう作用しているのかを調べて、課題解決を一つずつしていった」という内容だったからです。
なんと斬新なアプローチ!
「エナジータイム」や「心の荒ぶり」など、感情が紐づくタイムログ! つまり「感情ログ」!・・・それはちょっとやってみたいぞ? ということで、「感情ログやってみようかな〜」と呟いたところ、@あきかさんからお声がけ頂きまして今回ブログデビューさせていただいたわけです。
やってみよう!
さて、私の中のとても大きな価値観として「快適」があります。
「快適」な日常を送るべく、早速「感情ログ」をつけてみることにしました。
最初は手帳に感情マークをつけたりしようかなと思っていましたが、手元に手帳がないと難しいし、何はともあれ思い立ったらすぐ記帳できるものにせねばと思い、LINEのKeepメモを使うことにしました。(LINEなので時間も自動で入るのも良いです) 私は1週間やってみました。 このブログを書くにあたって、グラフなどにまとめようかなと思ったのですが、膨大すぎてやめました。笑
最初は「安定」など感情の起伏も記入しようと思ってましたが、すぐに立ち消えました(笑)結果、ほぼ実況です。
「感情ログ」とってみた
ほぼ実況のような「感情ログ」ですが、ログをとるということは行動や感情を意識するということ。 それを改めて文字で書くことで、なんというか俯瞰している感じになります。さっき起こったことをすぐ冷静に見返している・・・。 ん?これって「メタ認知」では?(メタ認知の訓練にも良さげ)
上の画像の通り、「感情ログ」を見返すと大きく3つの効力が発生しています。
①危険予測
危険予測ができるようになる あらかじめそれに備える行動をするようになる。
危険信号は自分や家族が「疲れている」「空腹」「眠い」。荒ぶりハードル激下がりです。
モンテッソーリあきえさんの“「のに」が出てきたら要注意!“も危険信号ですね。疲労は心の余裕と必ず比例します。
疲れた時は一切を捨てる勇気を・・・!
②フルコミット
心の安定に向けて選択肢を色々用意したり、選択したことにがっつり向き合うようになる。結果それが効率化につながることもあります。
急がば回れ。
③ユーモアを発揮
マイナスをプラスにしようとする ユーモアを発揮させようとする。
事実を冷静に捉えられるようになる=いや、そこまで怒ることじゃないわ、が増える。
令和のマリーアントワネットになったつもりで。「〜だったら〜すればいいじゃない」
1週間やってみての感想
これはもう2日目くらいから感じていたことですが「感情ログ」をとることで、「快適な日常」へのコミット具合が今までの10倍くらい上がりました。
どうすればこの安定した心を持続できるのか、ものすごく意識するようになり、結果として(特に子どもに対して)怒らなくなりました!! 根本的なコンディションが良いという感じです。
危険予測ができるので、まず荒ぶりポイント前に対処ができたりします。
さらに偶発的に起こった荒ぶりポイント(牛乳こぼした!とか)にもマイナスをプラスにしようとする力が発揮され、「最近拭き掃除できてなかったからちょうどよかったわ」みたいな発想になり安定が保たれます。
安定が保たれていると、その瞬間に向きあう余力も増え、子どもの謎の要望にも応えられることが増え、結果むちゃくちゃ子どもが安定して優しくなります(我が家の場合)。 私も穏やか。子どもも穏やか。
穏やかon穏やか。
怒ることが少なくなるので、怒ってしまった自分への後悔もなくなります。精神衛生的に本当に良い・・・!
あとは単純に、子どものやりたいに応えると意外と面白かったりするのも、片手間じゃなく向き合った場合だなと思います。
平穏維持のためにあれやこれやと提案をしていると、子どもからも「これはこうしたらいいんじゃない!?」「〜したらどう?!」とか提案してくるようになり、それもまたおもしろかったりして、なんかとても良いサイクル。
全ての時間をビタミンタイム化するつもりでいきたい!(そういう意味で、家族がいるときにできる家事を自分時間でしないようにしよう、という気づきもありました)
※ビタミンタイムについては、イベントレポートにまとめています。
とはいえ、自分の「影響の輪」の外の事象が関係してくる場合や、いうて体力的にもう無理なんです、となった場合の解はなかなか難しいところではありますが・・・。(私の場合は5分くらいトイレに篭って1人でTwitter見たりして回復に努めています)
そんな時もあるよね。ということにしています。
私はLINEへ実況し続けていましたが、さもするとずっとスマホいじってることにもなりかねないので、そこはちょっと注意が必要かもしれません。
が、しかし。
「タイムログは苦手だけど、もうちょっとなんかいい感じにしたいんだよな〜」とか「怒りすぎている自分が嫌」とか「時短家電は全部使ってるけど、なんだか漠然と一日終わっちゃう」という方まで、ぜひ「感情ログ」一度やってみてください。
思っている以上に実りがあると思います! おすすめです!