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なぜ、副業を始めたいと思ったのか考えてみた

これまで


さんざん、いろんなことを考えてきたが、副業を始めたいと思った理由が明確になってきた。

今私が置かれている状況

今、本業のビジネスというのが天井を打っている状態になってきたのだ。例えるならば、イワシ料理専門店なのにイワシ料理がおいしくないという状態で数字を上げていかないといけない状況である。

もちろん、イワシ専門店というニッチな市場でそれでなくても客数が少ない中でも、人一倍、接客レベルが良ければ人が来るという可能性だってある。しかし、イワシ料理が美味しいというから口コミも広がるのであって、この村の十人が一通り見聞きしたらお終いという状況である。

根本的にビジネスとして成り立たない

もっと市場を広げていくためには、イワシ料理の味付けを良くしていかないとダメだろうし、そもそもイワシ料理専門店にこだわらずに広く愛される定食屋にしていくべきなのではないかというのが私の考えである。しかし、会社の経営陣からすれば私のサービスというのは、売上が上がろうが下がろうが大きなインパクトが会社にはないのでほぼ無関心の状態である。

どぶ板営業をやるべきという指示

経営者がいうには近所の人に声をかけたり、チラシを撒いたりして集客してくれというわけなのだが、イワシ料理で調理(オペレーション)もして、チラシ配りと声かけなんかを続けていたとしても大きな変化は生み出せないことは明らかである。

あとは影響力のある村長や地場で影響力のあるコミュニティーリーダーに声を掛けて呼びかけを広めていくということが考えられるのだが、相手からしても美味しいのであれば良いが勧められても困るという状況だ。

イワシ料理の質をあげるためには

イワシ料理を改良するためには今の人材では開発は難しく数百万円、数千万円単位の料金をかけてイワシ料理の味の改良を行ってもらう必要がある。経営陣はさすがにそんなことにお金を払うのは嫌だと言っている。そして、根本的にはイワシ料理の需要がそんなに大きいわけではないので改良の余地があったとしてもどれだけ還元されるかわからないものにはお金は掛けられないというスタンスである。

自分でイワシ料理を開発するという方向性

イワシ料理の改良を外注せずに私自身が自力でやる場合、これまでやったことのない料理の勉強を一からして技術力を高めないといけない状態である。また、料理のセンスもこれっぽっちもない。

そもそも人間には与えられた分というものがあってイワシ料理屋のポジションについているのであれば、イワシ料理としての売上数字に満足しなければならないというジレンマは当然ながらあるので粛々と店番をしていてほしいというのは経営陣の本音であろう。

自分の期待役割では満足できない

しかし、私はこの売上では全然満足できないのである。もっと売上を上げたいという思いが強いのだ。そのためには、イワシ料理の質を上げるか、他の料理も追加して定食屋にしていくという方法だ。ここには今トレンドになっているような料理も何品か追加しようと思う。イワシ料理ばかりやっていなのでは問題だ。

自分の持ち味を使って副業をはじめる

だったらイワシ料理屋で働きつつ副業で好きな接客技術を使って商売を始めた方が理にかなっているのではないかというのが私の考えである。

ただ、誰からも頼まれていないが定食屋としての道を目指して料理の勉強を本気でやった方が良いのではないだろうか。

やるべきこととやりたいことの不一致



これが私の悩みの根源であるように思う。
ただ、人生を前に進めていくためには、やるべきことをやらなければならない。やるべきことを細分化して、プロセスを明確にして着実に行動をしていかなければならないのである。

イワシ料理屋として解決していくべき課題

私はもはや、この本業のサラリーマンのビジネスでは、ひたすら人と話をしていくということが重要なのだろう。KPIはどれだけの人と話をしたのかということだ。それを続けていればいつかは物事が成就するかもしれない。変に新しいビジネスを展開しようとしたりせずに、イワシ料理屋としてやっていく道をちゃんと突き詰めた方が良いのだろう。

副業というの言葉は逃げである

ただ、私も一概のイワシ料理屋で終わるつもりはないので、副業は現実逃避としてやるのではなくてちゃんとゴールイメージを持ってやる。副業とはいわず、本業としてやる。本業というのは二つあっても良いのだ。主従がある必要がない。両方、本気で叶えたい夢なのである。そういうマインドセットができたのが今回の振り返りである。

両方本気でやる。副業だとか言っている時点でメンタルがダメなんだろうな。副業という言葉そのものが逃げの要素を含んでいるように思う。


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