私の魂の成長の話 ①

私は少し変わった病気を持っている。

西洋医学名を『ナルコレプシー』という。
遺伝性であること、根治治療法はなく症状を抑える為の対処治療法しかないという点で、もはや病気というよりは体質と捉えている。
が、西洋医学名があるからには病気なのだ。

私の人生のストーリーはこの『ナルコレプシー』という病気と向き合うということが大きな軸になっている。

これから、今まで文章に残して来なかったこの部分を綴っていこうと思う。何回で終わるのか? はたまた、まとめられるのか?も定かでは無いが。

最初に伝えておこうと思うのは、時折、精神疾患(例えば統合失調症とか解離性同一性障害の類)と間違われるが、そうではなく脳機能障害(てんかんとか自閉症の類)だということ。私が、この病気で通院していた頃(約20年前)は2000人に1人。と言われていたが、最近のデータでは600人に1人。と発表されている。私より若い世代の方が認知度が高めだろうか?

そして、どんな病気かというと、ざっくりいうと睡眠障害。世間は不眠で悩む人が多い昨今だが、私は逆。過眠症。ストレスが多ければ多いほど眠くなる。一説によると、一般的な人が3日間貫徹しているくらいの激しい眠気が日中現れるという睡眠発作。

胎児の頃か、産まれたばかりの頃か…まだ脳が未発達の状態の時に、何らかの事が原因で脳の睡眠を司るところだけ成長しなくなってしまったらしい。

そして、感情が激しく動く瞬間に起こる時に起きる情動発作という、脱力発作。

どちらも精神状態によって症状が左右されるのが精神疾患と間違われやすい原因か…。



人は産まれてくる前にある程度、どんな学びをするのか?その為にどんな人生を送るのか?を決めてくるらしい。(お母さんの産道を通る時に忘れちゃうんだけど)
遺伝性という点で、この肉体を選んで産まれてきたのはナルコレプシーは私を成長させる為に必要だったんだと思う。とはいえ、渦中にいる間(まぁ、まだ眠くなるけど…でも!
脱力発作は全く出なくなった)はホントにしんどかった…。

文章にしてアウトプットする事で、この学びは終わりにさせたれたらいいなと思って書き綴る。

随分説明が長くなってしまったので…私の体験は次回から。

はてさて…どこから書いていこうか、既に混乱しておる。