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〇〇がいい人とだけ付き合おう

こんにちは、印象家の戸松晃子です。

私たちの日常は、言葉によって織り成されています。
一言一言が糸となり、人間関係の布を織り上げます。

しかし、ただの言葉ではありません。
それぞれの言葉には力が宿り、相手への敬意と尊重を表現し、
自分の人間性を映し出す鏡となるのです。

それは、仕事もプライベートもママ友関係でも
どんな関係でも共通している「相手との相性をジャッジ」する
軸となっているのかもしれません。

例えば、

どんな言葉で話すのか で、
「自分と合いそう」「素敵だな」
「なんか緊張するな」「気があわなそう」
など、相手の言葉を聞いて、
自分が心地がいいか、自分の理想がそこにあるか、と
無意識のうちに判断しています。

自分にとって価値ある人と出逢いたい
素敵な関係性を築きたいのなら、
敬意と尊重を込めた言葉選びがとても重要なのです。


なぜ敬意と尊重を込めた言葉選びが重要なのか、
その深い意味を探求し、私たちのコミュニケーションにおける
その価値に
焦点を当てていきたいと思います。

人格、教養、内面の豊かさを表す鏡


人とのコミュニケーションにおいて、言葉はただの道具ではありません。
それは、私たちの人格、教養、そして内面の豊かさを映し出す鏡なのです。

ここ最近、多くの学校説明会に参加している中で、
校長先生や教頭先生、学校の広報部担当の先生方のお話を
伺う機会が多くあります。

そこで、先生方の保護者に対するお話の仕方で感じることがあるのです。

1.朗らかで温かい表情で、穏やかな雰囲気を出される先生
2.元気よく勢いがあり、楽しく活き活きしたプレゼンを聞かせてくれる先生
3.言葉遣いはキレイだが、淡々と説明される先生
4.はじめは敬語だが、段々敬語がなくなり偉そうな雰囲気を醸し出す先生
5.親しみやすさを出すためか、ノリと砕けた雰囲気で仲間に話すように進める先生

皆さんだったら、どの先生がいる学校が良いと思いますか?

これは、人によって違うと思うのです。
きっと、自分の話し方や、自分や家族の話し方に近い先生や、
自分もこうありたいと思う理想の話し方の先生が
一番しっくりくるのではないしょうか。

ちなみに、私は、1番か2番が好きです。というか、それ以外は嫌です。
それが、どんなに偏差値が高い有名な学校でも・・・

自分が話すときに大切にしていて意識していることに合わない話し方だと
違和感や嫌悪感を感じるからです。

つまり、自分の好きな話し方をする人の話には、
気持ちよく心が開き、心地よく聞くことができるのに対し、
自分が好きではない話し方をする人の話は、
嫌なイメージをもってしまう傾向にあるということなのです。

話す人物や内容より、雰囲気や印象が重要なのです。

その話について、心が開き、心地よく聞け、好きだと感じられれば、
この学校は自分の家庭環境や大切にしている軸に合うと判断しやすいのです。


キレイな言葉遣いがどのようにしてあなたの印象力を高めるのか、
もう少し具体的にしていきましょう。

敬意の表現としての言葉遣い
私の知人に、いつも穏やかで丁寧な言葉を使うAさんがいます。
Aさんは、部下や後輩、さらにはサービス業のスタッフに対しても、
常に敬語を用い、感謝の気持ちを表現します。
この行動が、Aさんの人柄を反映し、相手に深い尊敬と信頼を抱かせるのです。
逆に、タクシーの運転手さんや、レストランのスタッフに、
すごく偉そうに目も見ず話す人は、その時間やその場所が居心地悪く感じます。
その後、進んで一緒に過ごそうという気持ちにはなりません。

自信と余裕の象徴
例えば、会議での発言を考えてみましょう。
落ち着いて、的確な言葉を選んで話す人は、自分の意見に自信を持っているように見えます。
一方で、言葉が乱暴だったり、不適切な表現を使うと、不安や焦りが感じられ、
その人の専門性や能力への疑問を抱かせる可能性があります。
聞いている人も、良い気分にはなれず、心を閉ざしてしまうかもしれません。

親しみやすさとのバランス
親しい友人との会話では、リラックスした言葉遣いが自然ですが、それでも相手を尊重する姿勢は忘れてはなりません。
私の別の知人、Bさんは、親しさを理由に時に失礼な行き過ぎた言葉を使うことがありますが、
それが原因で周囲との関係が悪化したことも。
その時は良くても、その言葉が心に残り、ジワリジワリと効いてくるのです。
親しさと敬意のバランスは、信頼関係を築く上で非常に重要ですね。


私たちの言葉一つ一つが、自分自身を表すと同時に、
他者との関係を築く礎となります。
キレイな言葉遣いは、単なるマナーではなく、
人間関係における信頼と尊敬の基盤を形成します。
印象指数を高めるためにも、日々の言葉選びに意識を向けてみましょう。


敬語は、堅苦しくなるものでも、真面目でつまらなくなるものでもない。
その逆です。
敬語を使いこなし、相手、環境、状態に合わせて、
柔軟に言葉を選べることで、
自分も相手も、周囲の人も、気持ちよく居心地よい雰囲気になり、
関係性も生産性も上げられる
自分をより良い場所に連れて行ってくれる、最強のミカタなのです!


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