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こんな時どうすればいいの? 新米社会福祉士が教える遠距離介護の心構え

こんな時どうすればいいの?と疑問をもった時、社会福祉士の知識を生かし新米社会福祉士なりの意見を述べていきます。


さて、皆さんは両親と近くに住んでいますか?

2021年8〜9月に実施した「近居に関するアンケート」によると、子世帯で親と近居している人は18.5%。 親世帯で子どもと近居している人は14.2%、さらに将来的に近居したいと考えている人も含めると、約20%だそうです。

遠距離介護の意味とは?

遠距離介護とは、離れて暮らす家族が介護を必要になった場合、その家族が遠方から通って介護を行うことを指します。 遠くに住む家族を介護するというのは、容易なことではありません。 近年、核家族化や地方移住の増加により、遠距離介護を経験する人が増えています。

遠距離介護には以下のような問題点があります。

1. 介護状況の把握が難しい
遠方に住んでいるため、介護が必要になった家族の様子を毎日確認することはできません。そのため、介護が必要になったことに気づきにくかったり、適切なタイミングで適切な介護サービスを利用することができなかったりするなどの問題があります。

2. 介護の負担が大きい
介護が必要になった家族に会いに行くには、交通費や宿泊費がかかります。また、介護自体も体力的に負担が大きいため、介護する側の負担が大きくなります。

3. 孤独感や罪悪感を感じやすい
介護が必要になった家族に直接介護することができないため、介護する側は孤独感や罪悪感を感じやすいと言われています。

4. 家族間のトラブルになりやすい
介護の負担や役割分担について、家族間で意見が対立し、トラブルになることがあります。

5. 介護サービスが不足している
遠隔地では、介護サービスが不足している場合が多く、必要なサービスを利用することができないことがあります。

遠距離介護はデメリットだけではなく以下のようなメリットがあります。

メリット
仕事や育児と両立しやすい   
 生活リズムを崩さずに介護ができますね。
介護疲れを溜めにくい  
 毎日介護の事を考えていると疲れがたまりますよね。
親の自立を促す効果がある  
 出来る事は自分でやると身体能力が著しく落ちる事はないでしょうね。


家族の様子を毎日見守れるサービスがあると遠距離介護でも罪悪感少なく、家族の変化に気が付けるのではないでしょうか。


見守りサービスの種類

見守りサービスには、大きく分けて以下の4種類があります。
1. 訪問型
2. 機器設置型
3. GPS型
4. その他

次回は訪問型見守りサービスについて詳しく書いていきます。


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