映画:オーシャンズ8

『Ocean's Eight』2018

妹と映画館で観て、最後の展開に「ええ~!」と驚き、「いや確かに人数数えたら7人だったわ…」と納得した映画。
映画のポスターを事前にちゃんと見て、人数を数えていた人ならずっと疑問符を抱えつつも、最後の展開を予想できたのだろうか?

映画は初めから終わりまで、ずっと女性たちがかっこいい。
犯罪の様子を観ているのに、スタイリッシュで憧れすらしてしまう。
「犯罪者を夢見る8歳の女の子」の気分になる。

綿密に計画された作戦をスリリングな状況下でも華麗に実行しているシーンも楽しめるし、
メットガラで、たくさんのセレブリティのきらきらなファッションも楽しめる。
見たことのあるセレブリティも出ていて、「ウォーリーを探せ」的な楽しさもある。
アナ・ウィンターが本人役で出演していて、オフィスでテニス観戦に夢中になっているシーンもすきだな~。

出演している女優陣の中では、やっぱりアン・ハサウェイがいちばんすき。
くりくりの目に大きめの口、派手な顔立ちで、華やかで美しいのに、可愛い。
アン・ハサウェイの演じる「良い女性」よりも、「ちょっと悪い女性」の方が魅力的に感じる。

この映画でアン・ハサウェイが演じているダフネ・クルーガーというキャラクターも、自分大好き・自分のために世界は回っている、と考えていそうな、
知り合いにいたら困ってしまいそうなキャラクター。
それでも、圧倒的に恵まれた容姿なのに彼女なりのコンプレックスを抱えていて、時折それが垣間見えることで人間味を感じた。
なんだか憎めない。
アン・ハサウェイのコミカルな演技がとても可愛らしい。

久しぶりにこの映画のことを調べていたら、
コンスタンス役のオークワフィナについてずっと勘違いしていたことが分かった。
オークワ⇒大桑、日系の方だと勘違いしていたのだけれど、
オークワフィナ:Awkwafinaは、『Awkward』と『fine』を組み合わせた芸名らしい。
なんとも失礼な話…反省。

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