メイクと私 #1 - はじめはコンシーラーから

タイトルといい、画像といい、
今までの記事とはテイストが全然違うこちらの記事。

アカウントを乗っ取られたわけでもなく、
中の人が変わったわけでもなく、
他でもなく私自身の新たな一面を綴っております。

今までプロフィールや記事に明記したことはありませんでしたが、私は生物学的には男性です。
ただ、はっきりと言葉にはできないものの、
心の中のどこかで男女という二分法に違和感を覚えながら生きるようになりました。

男性だから、女性だから… という理由で、
生き方を決めてしまうのは勿体無いと思うのです。
たった一度の人生、興味のあることにはチャレンジしてみれば良いと思っています。

その1つがメイクでした。

はじめはコンシーラーから

今になって振り返ると、
メイクへの関心が強まりはじめたのは、
2年前の秋頃のことでした。

職場で広報用の写真を撮ることになった時のこと。
直前に肌に出来物ができてしまったのです。

パンフレットやホームページに掲載される写真。
万全の状態で写りたいと思ったわけです。

そこで手に入れたのはメンズ向けのスティックタイプのコンシーラー。
幸い世間にもメンズメイクの潮流が生まれ始めていたので、某大型雑貨店で抵抗無くレジに持っていくことができました。

慣れないながらも肌の気になる部分に付けて、
なんとか写真撮影を乗り切りました。

コンシーラーから化粧下地へ

前述の通り、最初に感じた化粧品の魅力は実利的なものでした。

気になる部分を整えることができる……
単純ではありますが、メイクの大事な魅力です。

その魅力が少しずつ大きなものへと変わっていきます。

マイナスからゼロにするメイクから、
ゼロをプラスにするメイク、
さらには見た目をがらっと変えるメイクを求めるようになります。

第2のステップは、付ける範囲が広がって化粧下地と保湿クリームでした。

KIEHL'Sのブラーとウォータークリーム。
メンズ向けの化粧品を扱っていることもあり、入店しやすい雰囲気でした。
店員さんの対応もとても丁寧で、一つの違和感も覚えることなく買い物をすることができました。

それまでも、お風呂上がりなどに化粧水で保湿をしていたのですが、
ウォータークリームは使用感が全然違う。
プラシーボ効果もあるかも知れませんが、それなりの価格の化粧品はこんなにも違うのかと感動しました。

下地も肌への馴染み方がすごい。
自然な色合いなので、気づかれずに肌の質感を整えることができます。

…ということで、化粧品の効果と奥深さを同時に学んだ私は、
第3・第4のステップへと進んでいくことになります。

(つづく)

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