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脈導師の企み
「ワシのことは導師様と呼びなさい」と、静かに微笑む。
脈導師を目指す者の掟『その1:脈導師の言うことは絶対!』
脈導師の指示や命令には逆らうべからず。 ワシの言葉が、脳裏に響くように繰り返す。
脈導師を目指す者の掟『その2:積極的な交流を心掛けるべし!』
脈導師と身と心を交わし、脈動を知るべし。 そうじゃ、若き者たちよ、ワシの脈動を感じ、身を預けるがよい。
脈導師を目指す者の掟『その3:決して逃げるべからず!』
逃げることは許されぬ、ワシの命令は絶対! ワシの命令は絶対!!絶対なんじゃあ~!!
どれどれ……穢れの確認じゃあ。 くぅ~、穢れの匂いじゃ! 穢れの匂いじゃ!
ワシの計画は、静かに進む。
若き者たちがワシの力を求め、導きを請う。
その中で、ワシの企みが芽生え、花開くのじゃ。
「おい、導師様の言葉を忘れたのか? 掟を守らぬ者は、罰を受けるぞ。」
ワシの命令は絶対! 絶対なんじゃあ~!!
「穢れを浄化するためには、身を委ねるのじゃ。ワシが導く、その先へ……。」
若き者たちよ、ワシの言葉を信じ、従うがよい。
ワシの計画は、すべてを掌握するためのものじゃ。
脈導師の名の下に、すべてを支配するために……。
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