なかよち！　5

なかよち！

高校生活が始まり、三人はそれぞれのクラスや部活に熱心に取り組んでいた。

時折、忙しい日々にもかかわらず、彼女たちは週末に集まり、昔話や近況報告をしながら笑い合った。

ある日、ななかが新しい趣味に興味を持ち出した。

「みんな、この前ライブハウスで素敵なバンドを見つけたんだ！ 彼らの音楽、すごく感動的でさ。」

「へえ、それは楽しそうだね。じゃあ、次は一緒に行こうよ！」

早紀ちゃんが提案すると、あたちも興奮気味に頷いた。

「いいね、ななか。新しい発見があるっていいね！」

その週末、三人は一緒にライブハウスに足を運んだ。

音楽の力で心を揺さぶられ、感動と興奮が彼女たちの心に新たなエネルギーを与えてくれた。

高校生活は次第に慌ただしくなり、三人はそれぞれの夢に向かって頑張っていた。

しかし、彼女たちの友情は時間や距離を超えて成長し、ますます深まっていった。

大学進学、新しい出会いや経験、それぞれが違う道を歩んでいく中で、彼女たちは変わらぬなかよちの存在を実感していた。

ある日、三人が再び集まり、昔話に花が咲く中で、ななかが言った。

「私たちって、本当に特別だよね。こんなに長い間、変わらずに仲良くいられるなんて。」

「うん、それは本当だね。これからもずっと一緒にいようね。」

三人は改めて手を合わせ、未来への希望と感謝の気持ちを込めて誓い合った。

彼女たちのなかよちの冒険は、まだ続いていくのだった。