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【レシピ】勝手にコラボ企画!「とり野菜みそ」で豚汁を

豚汁は争いの火種になりやすいメニューである。まず「とんじる」か「ぶたじる」かで不必要に血が流れてしまう。どっちでもええがな。この記事を読んでくれる人もどう黙読してくれているかは正直わからないが、そこは各自の判断に任せることにする。
具は何を入れるかも、ご家庭によってまちまちですよね。アレを入れる、コレは邪道..この話はおでんでも確かやりましたね。何でもええがな、多様性を尊重する時代。ダイバーシティ。なので今回ここで紹介するレシピも、できるだけ簡単に扱え、なおかつ食べごたえのあるものに絞り込んだ。もちろん、入れたいものがあったら無許可で入れてもらっていいし、いらないものは黙って外してくれてもいい。余計な気は使わないで。

はい、お待たせしました本題に入ります。お役立ちレシピを発信するという役割上、余計な前置きはできるだけ書くまいと思っていたけどガマンできなくて。

■ 必要な道具
・ 大きめの鍋
・ 包丁まな板
・ ピーラー
・ バット(切った豚肉とたまねぎ・にんじんを置いておく用)
・ ザルとボウル 2セット(じゃがいもを水にさらす用・もやしを洗う用)
・ おたま
・ 計量カップ

けっこうな量になるので鍋は大きめで。「鏡よ鏡、この家で一番大きい鍋はどれ?」と奥さんに聞いてください。あと、具を炒めるのでホーローの鍋は使っちゃダメです。そんなことは僕も知りませんでした。

■ 材料(2人×2〜3日分)
・ 豚肉こま切れ:150~200gほど
・ にんじん: 1本
・ じゃがいも: 2個
・ たまねぎ: 1個
・ もやし: 1/2袋
・ とり野菜みそ: 1袋
・ 水: 1.2リットル
・ ごま油(豚肉を炒める用)

今回のレシピの目玉は「とり野菜みそ」を使うこと。まつや社さんとのコラボ企画が(勝手に)実現しました。これは何かという詳しい説明は公式サイト をご覧いただくとして、普通にスーパーで売ってるはずなので味噌コーナーを頑張って探してみてほしい。
みそ汁をたっぷり作るときって、味噌を溶いて味見して..「うむ。」ってやるのがまあまあ手間だと思うんです。でも、とり野菜みそなら1袋ドバドバっと入れれば微調整は不要。めちゃくちゃ簡単。もちろん安心のおいしさだし、他の味付けもいらない心強さ。
我が家は1袋分ドーンと作る派ですけど、もし半量で十分という場合はとり野菜みそも半分は残しておいてください。他にも炒め物とか幅広く使えるので。

■ つくりかた
[1] にんじんを乱切りにする
[2] じゃがいもを乱切りにし、水にさらしておく
[3] たまねぎをくし切りにする
[4] もやしをザルで洗い、まな板に置いてザクッと半分くらいに切る
[5] 豚肉をひとくちサイズに切る
[6] ごま油を鍋底に薄く行き渡る程度に入れ、温まったら豚肉を入れて炒める ※火を強くしすぎないように
[7] 豚肉に火が通ったら、もやし以外の野菜を入れて炒める
[8] 野菜に火が通ったら(表面に焼き目が軽く入る程度)、水を入れて煮込む
[9] コトコトしてきたらとり野菜みそを入れる
[10] もやしを入れ、しばらく煮込み続ける ※弱火でよい
[11] もやしがしんなりしてきたら(1分くらい)完成

■ あとがき
こうやって振り返ると豚汁って簡単ですねえ。ハマりがちな落とし穴もないし。しかも汁物でありながらご飯のおかずにもなる。機動力と長打力を兼ね備えた山田哲人(ヤ)のようなメニューだ。本当、こいつさえいてくれれば1食が成立する抜群の存在感が頼もしい。
当然ながら平日に奥さんがさくっと食べる用にも適している。作り置き分の寿命のことも考えると、日曜の晩ごはんにするのがベスト。冬から春にかけての時期であれば常温で丸一日は問題なく元気でいてくれる(例によって保証はしません)。その頃には残量もだいぶ減っていると思うので、器に移して冷蔵庫に入れておけばもう一日は安心(以下同文)。
具は慣れていくにつれ拡張していけばいいんじゃないですかね。大根とかごぼうとか。さっと入れられる系ならきのこ類がいいですね。しめじ。
今週は我が家も作ろうかと思ってます。何だかまだ微妙に寒いので温まりたい。ちなみに僕はずっと「ぶたじる」と呼んでいましたが妻りつこは「とんじる」派だったので今では僕も「とんじる」と呼んでいます。夫婦ってそういうもんですよね。


いつも読んでくださっている方、スキしてくださっている方、ありがとうございます。お気持ちだけで十分でございます、はい。