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「人に助けを求める」という発想

昨日、休職中の会社の健康管理担当の方と面談をしてきた。

来週から始める予定のリワーク(復職訓練の施設)に向けて、ある書類を書いてもらうための打ち合わせのためだ。


面談の中で、休職に至った経緯ときっかけになった出来事を振り返った。

担当の方とはこれまでに何度もこのような話をしてきたし、自分自身でもいろいろな角度から振り返りをしてきた。

その中で、何か困ったことがあったときに「人に助けを求める」という発想がなかなか出てこないのではないかと気づいた。


学生時代の活動を思い出すと、勉強などを自分自身の力で進められる範囲で活動してきたように思う。

もちろん、授業や講義で先生から物事を教えてもらうことのように、与えられる助けを受けることはできていた。

友人や先生にわからないことを質問するということも、ある程度はできていたと思う。


そして、会社に就職して仕事をするようになってからは、困ったことがあったとき、自分自身で対応できる範囲を超えた場合は、自分から声を上げて助けを求めることが基本になる(はずだ)。

上司に報告をしたり、同僚や部下に仕事を分担したり。


入社後の自分の活動を振り返ると、このような助けを求めることがうまくできていなかったように思う。

もう少し考えを進めると、まずは自分の範囲でやることを第一優先で考え、他の人に助けを求めるという発想が出てこなかった

もうどうしようもなくなったときに、ようやくその発想が出てきて、助けを求める。


面談を通して、行動すること自体が発想に至らないことがたくさんあると感じた。

そう思うと、仕事をするという行為が自分に向いていないのではないかという考えになり、負のループに陥りそうになった。

陥りそうになったが、今は何とか踏みとどまれている。

リワークで、今までにない環境に身を置いて、感じ取れるものを見つけたい。

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