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親子で考えるソーシャルジャスティス、 親子で読みたい絵本リスト 【 前 編 】
ウィコラの運営メンバーによる公開雑談「前編」です。
ソーシャルジャスティスについて親が学ぶべきこと、親が子供にできる関わり、親子で読める絵本など、とっても興味深い内容になりました!
メンバーの自己紹介はこちらから。
祥子:
ひとつ前のみほさんとのnoteで思ったんだけど、
「子どもにどう伝えるか」
という子育ての視点で、親がソーシャル・ジャスティスについて学べる場を作りたいね。
▽ ひとつ前のnoteはこちら。
みほ:
バイリンガル育児の話をした際にも、似た話が出ましたね。
言語だけでなく、様々な文化や多様性に触れられるオススメ絵本紹介なども良いかも、と。
▷ 世界の子供たちの生活が覗ける絵本
みほ:
こういうものはどうですか?
This Is How We Do It: One Day in the Lives of Seven Kids from around the World
by Matt Lamothe (Author)
【 日本語訳版 】
『わたしのくらし世界のくらし - 地球にくらす7人の子どもたちのある1日』
マット・ラマス (作・絵), おおつか のりこ (訳)
The Barefoot Books Children of the World Paperback
by Tessa Strickland (Author), David Dean (Illustrator)
みほ:
日本も含まれているので身近に感じられて入りやすい気がします。
うちの子たちも好きでよく読んでる絵本です。
雪子:
おもしろそう〜!
早速図書館で予約しました。
そういえば世界の人が出てくる写真集見てた時、子供たちが興味津々で寄ってきたことがあったな〜!
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/66736630/picture_pc_e3dd7f5c84b6d5afdbd80102b0077eb5.png?width=1200)
▷ 世界の人はどうするの系絵本
雪子:
こういうものもあります。
Throw Your Tooth on the Roof: Tooth Traditions from Around the World
by Selby Beeler (Author), MR G Brian Karas (Illustrator)
【 日本語訳版 】
『はがぬけたらどうするの? - せかいのこどもたちのはなし』
セルビー・ビーラー (作), ブライアン・カラス (絵), こだまともこ (訳)
みほ:
これは教科書に一部載っているという話も聞きますね。
我が家も息子の歯がぐらぐらし始めた時に購入しましたが、すごく読み入ってました。
やっぱり子供って他の子供にすごく興味がありますよね!
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/66736638/picture_pc_7320a694f964d44a8883e133def5de33.png?width=1200)
▷ 道徳系絵本
雪子:
「身近な貧富の差+人のものを盗まない」といった内容の1冊です。
A Bike Like Sergio's Hardcover
by Maribeth Boelts (Author), Noah Z Jones (Illustrator)
【 日本語訳版 】
『自転車が ほしい!』
マリベス・ボルツ (文), ノア・Z・ジョーンズ (絵), 尾高 薫 (訳)
みほ:
知りませんでした。探してみます!
【 あらすじ 】
最近ルーベンのまわりでは自転車がはやっている。誕生日のプレゼントに買ってもらえばいいとセルジオは言うけれど、うちにはそんな余裕がないことをルーベンは知っている。
そんなある日、女の人が落としたお金を拾って・・・。
あらすじを読むだけで、主人公のドキドキや葛藤やモヤモヤが伝わってきますね!
▷ ステレオタイプは?
祥子:
読んだことないので分からないんだけど、こういう絵本はステレオタイプのない多様性?
雪子:
積極的にステレオタイプに配慮している絵本は何かありますか?
世界の比較系の本になると、どうしてもある程度ステレオタイプになりますよね…
祥子:
これ、というのは思いつかないけど、例えば「日本=寿司」のようなベタなものもあるよね。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/66736646/picture_pc_28b162604c2755a2dfca82158ee94aed.png?width=1200)
雪子:
そうですね。
それについてはどう考えますか?
祥子:
それもたしかに文化ではあるんだけど、難しいよね。
いろんな文化をカタログ的に集めて違いを強調するよりも、
違うバックグラウンドの人が主役で、普通に話が進む内容の方が、すんなり多様性を受け入れられるんじゃないのかな?と感じます。
どう思いますか?
雪子:
なるほど。
悪口とかバカにしたステレオタイプは絶対避けたい。
多様性を学ぶのにも段階や相応な年齢などもありそうですね。
祥子:
あと、その文化の人が書くものを読ませたいかな。
だって日本人が絵本書いて、わざわざ寿司とか出てこないよね!?
雪子:
多分まず「世界にはこんな人もいるんだ、へぇー」とかから、
「この人種はこうかも」みたいなステレオタイプをするようになり、
それが「みんながこうなわけじゃないんだ」みたいな繰り返し。
実際交流する機会も織り交ぜられたらいいですね。
祥子:
交流する機会の持てない人が多いのかもね。
雪子:
10歳前後に社会のこと考え始めるらしいので、
その頃外国連れて行けたらいいなぁと思ってます。
貧しい国で一緒にボランティアとか経験したいです。
ある程度導入として「えっ!?」っていうこともあってもいいと思っていますけどね。
当たり前を崩す、みたいな作業が好きです。
祥子:
そうそう。
「これはちょっとね〜」「おかしいよね」という話も、絵本を読みながら子どもとできると良いよね!
▽ 長くなったので「後編」に続きます!
最後までお読みくださりありがとうございました!
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