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【事例付き】メルマガのクリック率を上げるために見直したいこと

こんにちは、みむらです。
WebrydayではメルマガやSNSの運用サービスを行っています。

今回は、弊社が運用をお手伝いしている
大丸松坂屋百貨店様のメルマガ制作の実績をもとに
クリック率の上がるメルマガ制作のポイントをお伝えします。

今時メルマガ?と思われるかもしれませんが、
ターゲットの年代・職業によってはまだまだ現役で活用し甲斐のあるツールです。

また、クリエイティブについてはメルマガ以外の
SNSにも応用できますので、ぜひ最後までご覧ください。


1.件名は適切か

メルマガの開封率を左右するのは件名です。
一日に10~数十件のメールが届く受信ボックスの中で
「おっ」と目に留まる件名をつけましょう。

ポイントはこちら

  • キャッチーなワードは前半に

  • 件名は具体的に

キャッチーなワードは前半に

毎日10件、多い人だと数十件メールが届く受信ボックスの中で、
「おっ」と思うキーワードを件名に入れましょう。

特に大事なのは件名の前半部分。
なぜなら、受信ボックスでメールを一覧で見たときに
件名の後半部分は「…」で省略されてしまうからです。

例の場合は「お歳暮」「おせち」「ハロウィン」など、
ユーザーの関心があるワードは件名の中でも
前半15字以内に入れるようにしましょう!

筆者のメールボックス


件名は具体的に

大丸松坂屋百貨店様のメルマガでわかりやすい例があります。

下の2つは、同じコンテンツを訴求した時の件名です。

①大丸・松坂屋アプリでお得!ECOFFリサイクルキャンペーンも開催♪

②おトクな1,000円分クーポンプレゼント!秋一番のお買い物は大丸・松坂屋へ。

どちらがより、中身を読みたくなる件名でしょうか?

これらは①は2022年3月、②は2022年9月と配信時期は違うものの
「アプリで使える1,000円クーポン」の訴求に関しては
バナーのデザインも掲載位置も同じでした。

しかし実際は、②の配信が①の配信の2.3倍のクリック率となったのでした。
これは件名が大きく影響していると考えています。

①は「アプリでお得」というキーワードがあるものの、
「どうしてお得なのか」「どうすればお得になるのか」がわからないですよね。

一方、②は「おトクな1,000円分クーポンプレゼント!」とすることで、
「どうすればそのクーポンがもらえるんだろう」「クーポンがほしい!」と、
逆に興味をそそるようなテキストになっています。

開封を狙いすぎるがあまり
誇大広告になってしまうのはよくありません。
ですが、少ない文字数で読者の関心をひくための表現
ぜひ検討してみてください。


2.バナーは見やすいか

昨今はhtmlメールでバナー入りのメルマガを配信される方も
多いのではないでしょうか。

コンテンツをイメージで理解できる画像は
有効な分、ついつい情報を詰め込みすぎてしまいがちです。

バナーを作る際は、以下を参考にしてください。

  • 日本語を適切に使う

  • バナーに入りきらない文字はテキストで補足

日本語を適切に使う

特にファッションブランドなど、
おしゃれに見せたいコンテンツは、バナーもオシャレにしたくなりますよね。

しかし、バナーはデザインを見せるものではなく
クリックして、コンテンツのページに誘導するためのものです。

クリックした先に何があるのかがわからないと意味がありません。
デザインにこだわるあまり、内容がわからないバナーにならないように気をつけましょう。

バナーに入りきらない文字はテキストで補足

それでも「英語を使っておしゃれに見せたい!」
「そもそもコンテンツのタイトルが横文字」など事情はあると思います。

そういう時は、バナーの前後にテキストを置いて、内容を補足しましょう。

例えば、大丸松坂屋百貨店様のメールでは
おとりよせギフトの「GOHOUBI」というコンテンツがあります。

では、下の画像について左と右、どちらがクリック率が高かったでしょうか?

正解は左の小さい方のバナーです。
右のバナーの方が商品も大きくきれいに映っているように見えますが、
どうしてでしょうか?

このコンテンツの場合、
読者の関心はお菓子よりも「自分へのご褒美」や「お取り寄せ」などの
コンセプトに向きます。

いかにも百貨店ユーザーが好みそうなコンセプトですが、
「GOHOUBI」とローマ字で表記されることは珍しいですよね。
この場合、特に年配の読者だと、内容がスッと頭に入ってこないのです。

左のバナーは、バナーの上に「おいしいおとりよせを特集」と
テキストで補足を入れたことで、コンテンツの内容がわかりやすくなっています。

バナーはどうしてもおしゃれに見せたい、という場合には
前後のテキストで工夫しましょう。

また、読者の使っている端末やキャリアによっては
画像が正しく表示されない場合もあります。

そういう意味でも、
テキストだけでも理解できるメルマガ作りは大切と言えます。


今回は、メルマガのクリック率を上げるために
見直したい箇所を2点ご紹介しました。

どちらも些細なことに思われるかもしれませんが、
意外にも、数字に大きく影響します。

ご自身で配信されているメルマガでも、
同じように改善できる件名やバナーが無いか探してみてください。

Webrydayでは、数々の実績をもとにしたメルマガ施策をご提案しています。
自社でメルマガを配信しているが、伸び悩んでいる…というご担当者様は
ぜひお気軽にご相談ください。

それでは、次回の記事もお楽しみに!