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異世界で百戦錬磨された主人公なら、帰還後にそう簡単には丸め込まれない。 / 感想『エアボーンウイッチ~異世界帰りの魔導師は、空を飛びたいから第一空挺団に所属しました~』

異世界から帰還した系って、割と自分が力を持ってる事を隠すパターンの方がどっちかっていうと王道な感じがしませんか?

お久しぶりです。マオです。

最近、ちょっと落ち着いて来たので、備忘録を兼ねて読んだweb小説の感想を書いて行こうと思いました。

今回読ませていただいたのは『エアボーンウイッチ~異世界帰りの魔導師は、空を飛びたいから第一空挺団に所属しました~』です。

小説家になろうで連載中、作者は呑兵衛和尚さん。

ちょうど書籍版の発売が決まってたので、ランキングにも上がってたみたいです。

感想

内容はタイトル通り、異世界で魔導師やってた女の子が、日本に帰って来てからも空を飛びまわるために第一空挺団に所属するお話✈️

が、そこに所属するまでのストーリーの詰め込み方に、作者さんの良さが詰まってたように感じました。一言で言うと、めっちゃ面白かったです。

冒頭でも書きましたが、『異世界から帰還した系って、割と自分が力を持ってる事を隠すパターン』の方が多い気がしませんか?
現代に無い力を公表しちゃう事によって、政府がどう絡んで来るのかとかを書かなくては行けない部分も出てくるんて、対象年齢が若干上がっちゃう気がするんですよね!(個人の意見です)

そんな中、一緒に冒険をしていたメンバーが先に帰還しており、かつ、異世界帰りの能力を披露していたため、現代ではありえない力を持つ主人公を受け入れる土台が最低限できていた!っていう内容になってたので、ストーリーは円滑に進行して行きます!

これは読んでて僕が特に好きだった点なんですが、ジャンル問わず「大人に翻弄されて振り回される主人公」って多いんですよね。

そんな中、この主人公は振り回されません!
嫌なものは嫌!やらない事はやらない!
ちゃんとNOと言える主人公ちゃんです!

↑こう書くとちょっとワガママちゃんに見えるかもしれませんが、異世界で長年戦って来た経験が「人生の考え方」のベースになってるので、理不尽な要求は飲まない。って言う方が正しいかもです。
なので、譲歩を見せるところは譲歩を見せたりしてるのも好印象でしたね。
人を助けるためなら貴重なアイテムを遠慮なく使うところも、一本、筋が通ってます。

そういう主人公の性格が、タイトルにある「空を飛びたいから第一空挺団に所属」というストーリーに繋がって行く感じです。序盤から本当に面白くて、引き込まれっぱなしでした。

そして!その辺のゴタゴタが終わると、ちゃんと地球でも魔法を使って戦いますよ!(どんな戦いになるかは、是非本編で確認してください🧐)

バトルシーンの躍動感も◎ですし、他の登場キャラクターもめっちゃ個性的でセリフの掛け合いも楽しめます!

今後も、この作品の続きを追いかけたいと思いますー!💪

星は5個入れて来ました!

【気になった方はコチラ】

小説:『エアボーンウイッチ~異世界帰りの魔導師は、空を飛びたいから第一空挺団に所属しました~
作者:呑兵衛和尚

ではまた!


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