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「伝え方が9割」を読んで-これであなたも、テキストコミュニケーションに活用できる!-

今回は、前回に引き続き『大人の読書感想文』第二弾「伝え方が9割②」を読んで思ったことを、短く書いていきます。

伝え方が9割②

「伝え方が9割②」は、2015年発行のコピーライター佐々木圭一さんの著書です。
細かい本書の説明はしませんが、ひと言で感想を述べるなら。

テキストコミュニケーションに活用できる!

でしょうか。
実は、この後「人は話し方が9割」を借りる予定なのですが、そちらは話し方に特化しているので、また追って内容を比較してみたいなと思ってます。

テキストコミュニケーションの失敗

コロナ禍が続いた2020年から数年で、在宅ワーク、オンラインコミュニケーション、テキストコミュニケーションが当たり前になってきたなと感じます。

わたしが所属している会社は、メンバーがオール在宅ワークなので、テキストコミュニケーションが主になります。

お客様に合わせて様々なツールを使い分けていますが、内部コミュニケーションは、LINEWORKSを使っています。
LINEと同じようにスタンプなども利用できるので、比較的カジュアルなやり取りが行えます。
…ですが基本は、テキストで指示出し、意見や提案のやり取りが多く、テキストだけが並ぶと表情が見えず、そこに感情は乗ってきません。

日本人は、言葉の裏や行間にある感情を読み取ろうとする文化が根付いています。
受取側の体調や環境、感情によって、いろいろな感情の解釈してしまい、発した側と思わぬすれ違いを生じることもよく見受けられるのではないでしょうか(あるある)

話してみると「そうでもなかった」とホッとするのと同時に「このモヤモヤした時間を返してくれ…」と思うこともしばしば。
難しいなと、日々実感しつつ、優しい言葉遣いを心掛けています。

受取る相手のことを考える

伝え方が9割のなかでは、いくつかの手法がシンプルに提案されています。
その中のひとつで、こちらは受取る相手のことを考えて言い換える方法が書かれています。

「ノー」を「イエス」に変える技術

ステップ1:「じぶんの頭の中をそのままコトバにしない」
ステップ2:「相手の頭の中を想像する」
ステップ3:「相手のメリットと一致するお願いをつくる」

「伝え方が9割②」第1章

このステップでコトバを言い換えると、してほしいことが相手に伝わり、且つやってもらえる確率が増えるということです。
ここにわたしが一言感想を述べたコトバが出てくるのです。

テキストコミュニケーションに活用できる!

これらのステップを、話すときに使おうとすると、アレコレと考える時間や余裕はないでしょう(わたしにはナイっす)

でも、テキストで相手に伝えるときに、脊髄反射的に書き込むのではなく、ちょっと待てよ?と考えてから、書き換えることは出来ると思います。

そして、本書には、相手の頭の中を想像する切り口も書かれています。
先ほどのわたしのコトバを言い換えて、例えてみましょう。

1)これを活用すれば、テキストコミュニケーションがうまくいく!

相手にとってメリットになる、好きなコトを想像してポジティブなパターンです。

2)活用しないと、テキストコミュニケーションの悩みは変わらない

相手のデメリット、嫌いなコトを想像させてネガティブを行動力の糧にするパターンですね。

3)活用して、テキストコミュニケーションの悩みを解消するか?もっと楽しくコミュニケーションするか?

比較選択肢を想像して提示し、行動しないという選択肢は外すパターンですね。

4)がんばっているテキストコミュニケーションを、もっと楽にするために活用する!

相手の現状や努力を認める、褒めてより行動へ気持ちよく移してもらうパターンです。

5)このnoteを読んでいるあなただけが、テキストコミュニケーションに活用できる!

あなた限定というコトバで、お得感や特別感を持ってもらうパターンです。

6)いっしょに、テキストコミュニケーションに活用しましょう!

チームワーク感、一緒にやりましょう!とお誘いパターンですね。

7)テキストコミュニケーションに活用してくださり、ありがとうございます!

言わずと知れた「トイレを綺麗に使っていただきありがとうございました」パターンです(笑)

なぜなのか?の理由は、本書を読んでいただいて。
この辺りの切り口を、混ぜて使うと、よりパワーワードになるようです。

このnoteを読んでいるあなただけが知っている!
わたしといっしょに、この技術を活用すれば、テキストコミュニケーションがうまくいく!

長いな(笑)
いろいろなパターンを組み合わせて、ピッタリしっくりくるキーワードを探してみてください。

キャッチーなコトバ

本書ではパワーワードのつくり方も書かれています。

実は本書「伝え方が9割②」なのです。第一弾が2013年に発行されています。第一弾より、この「強いコトバ」のつくり方のパターンが増えているようです。

パワーワードパターンを書くだけで、もうひと記事出来そうなので、また次回にでも書きます。

というわけで、今回のnoteのタイトル回収です(笑)

「伝え方が9割」を読んで-これであなたも、テキストコミュニケーションに活用できる!-

これであなたも、テキストコミュニケーションに活用できる!
今回のnoteは「伝え方が9割」を読んだ、大人の読書感想文第二弾でした。
お読みいただき、ありがとうございました♪

↓前回の大人の読書感想文noteです。