35歳パパ活日記④〜会話〜
「妊娠中に大事なことはなに?」
とママに訊いてみた。
「たくさん会話することかなぁ。
赤ちゃんはなにかとお金がかかるものだし、
経済的なことはもちろん、
どうやって産みたいかとかバースプランとか、
いまどんな状態か話せることかな。」
ウチは比較的会話が多いほうだろう。
仕事が終わり家に帰ってきてから、
一緒に夕食を食べる。
今日のご飯はシチュー。
ささみの煮汁をベースに、
にんじん、じゃがいもがごろっと入っている。
ささみと梅しそのサラダが添えられ、
チーズとトマトが散りばめられていた。
美味しい食事が終わり、
そのままダラダラしながら、
今日会ったことを話す。
病院のことや仕事のこと、
母親と連絡をとったり、
友達と会ってみたり、
近所のカフェを探索したり。
いつも2時間くらい談笑している。
夕食を食べた後なので、うたた寝することもあるけど。
大事なことを話しているかといえば、
そんなことはまったくなくて。
ほとんどが何気ないこと。
明日になれば、忘れているようなことばかり。
話した時間だけが積み重なっていく。
**
日ハムの清宮が4番に座るのはまだ早いとか、
出産方法のソフロロジーについてとか、
明日のごはんのことを話しながら、
楽しい時間を一緒に過ごしていく。
日常のことを気楽に話せるから、
お互いに考えていることを分かり合える。
妊娠中に大事なことは安心感だと思う。
わかってもらえる安心感、
たとえ言っても、
どうせわかってくれない時の孤独感。
「大難を小難に、小難を無難に」
という言葉があるけれど、
大きな災いも備えることで小さな災いで済んだり、
小さな災いも備えることで無難になることもある。
"わかっているつもり"にならないように、
小さな変化に気付きながら、
頼られるようなパパになりたいと思う、
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?