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赤ちゃんが主役〜パパ活日記15〜

初めてのお産は怖いもの。
ママの年齢は30代後半なので、一応高齢出産に当たるのかな。体が耐えられるのか心配で、「鼻からスイカを出す」くらいの痛みなんてムリと怖がっていました。

最初の診察で先生に相談したところ、次のように声をかけられました。

お産は緊張しなくていいんだよ。
赤ちゃんが自分で出てこようとするのを、お母さんはサポートするだけ。だから緊張することもないし、怖いこともないし、リラックスしてその時を待てばいいんだよ。

お母さんが赤ちゃんを産み落とすイメージだったので、赤ちゃんが主役と言われて意外でした。そして、

いつ生まれてくるかは誰にもわからないんだよ。
お医者さんもわからないし、神様もわからないし、赤ちゃんのタイミングで出てくるから。緊張してガチガチしていると、赤ちゃんも出づらくなるから。

とも言っていたそうです。

出産にはお母さんが力強くいきんでいる印象がありますが、そうではなさそう。もちろんいきむことも必要ですが、要はタイミング。ではタイミングをいかに掴めるかというと、リラックスできているかどうかなのでしょう。

緊張しているとからだに力が入り、些細な変化を掴みづらくなります。また赤ちゃんにも余分な負荷がかかったり、産道が傷つくこともあるようですね。

とはいえ急にリラックスと言われて、リラックスなんてできるのだろうか。ヨガスタジオで言っていたのが、リラックス下手な人が増えているそうだ。疲れが取れなかったり、眠れなくなったり、ストレスが溜まりやすい時代になってきている。

うちのママは麻酔に頼らないソフロロジー出産を選び、陣痛中にリラックスすることで痛みを和らげ、受け入れて、ママにも赤ちゃんにもやさしい出産を目指している。出産本番を迎える前にリラックスする練習をするのは本番でも、その後の人生でもプラスになりそうだ。

うちのママは元々できそうだけどな。

ここまで何の問題もなくマタニティライフを送れたのは、響きの杜クリニックの西谷先生の影響が大きい。冒頭の言葉もそう。素敵な考え方を教えられたから、ママは安心して過ごすことができたのだ。

出産は大きなイベント。
どんな病院で、どんな先生に診てもらうのかは大事だと思い知らされる。

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