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士業コンサル×WEB解析士という視点でnoteを始めた理由

こんばんは!

記念すべき初投稿になります。

初投稿ということもありいきなり事実に基づいたデータ分析という本題に入るということではなく、僕というパーソナルな面をまずはご理解いただければ思います。

東京生まれ東京育ち。現在26歳。

ダウン症を抱えた兄弟がいることから幼少期から何でも自分でやって、解決して生きていかないといけない。そのように想い・感じ生きてきた結果、独立精神が異常に高く育ち大学時代からは、30歳で経営者になり自分で稼ぎ、親も兄弟も自分も困らせないためにとにかく自分がやるぞ!という一心でその道をとにかく考えて生きてきました。

結果、良くも悪くも何でも自責化、独立精神の高さ、孤立が苦しくないなど人間味を殺している部分もあるかと思います。(笑)本当は寂しがり屋です。

そんな僕ですが現在ではWEB解析士という勉強すれば誰でも取得できるような資格を武器に仕事を行っているのですが決して順風満帆ではなく20代前半は失敗と挫折、、とにかくこの繰り返しでした。

①新卒で入社した一部上場企業を3ヶ月で退職。

20代でまず最初にした大きな失敗と挫折でした。満を持して入社した企業でしたが「会社ってこんなにつまらないの?」と本当に驚愕しました。つまらないという一言でここでは済ませておきますが(公に公開する記事なので)とりあえず一部上場企業に入社すれば大丈夫!というあまーい考えが最悪な結果を生み出してしまいました。そして本当の地獄は退職した後からでした。

新卒入社して3ヶ月で退職した人に降りかかる一番大きな、地獄なようなものそれは「自己否定」でした。社会の荒波に一度負けたそんな思いが頭をグルグルするまさに「地獄の日々」を過ごすようになりました。当時の生活は1日中ベッドで寝てる。ただこれだけでした。期間としては3ヶ月この生活が続きました。

そんな地獄のような日々の中でも生きていれば光が差します。僕にとっての光はまさに冒頭の「独立精神」でした。

「本当にこのままでいいの?」「今踏ん張れ!」「とにかく行動しよう!」こんな思いが僕の頭の中にグルグルと回り始めたのです。

②某有名高級ホテルでのアルバイト

ベッドで1日を過ごさないことを決めた僕は、都内の高級有名ホテルでアルバイトをすることに決めました。ホテルでの仕事は、ドアマン、VIP用レストランの接客、屋内プールの監視などホテル社員が行う様々な業務経験をさせていただき自信がつくようになりました。大学時代に接客のアルバイトを経験していた分、ホテルでの仕事は思いのほか捗ったというのもあると思います。最終的にはホテル側の当時統括マネージャーだった方からお墨付きをいただき就職先として来ないかと声をかけていただきました。ですがそこで自信をつけた私は本当に自分がやりたいことをもう一度したいと考え始め就職活動を始めることにしました。せっかく声をかけていただいたホテルを断りました。断ったことが失敗だったのか定かではありませんが、、。

当時の統括マネージャーとは今でも繋がっており本当に感謝してもしきれない存在でしたしあの時、ホテルで働かないかと声をいただかなければ本当に自分がやりたいことへの執念が途切れていたかもしれません。本当に有難うございます。

そして、

就職活動した結果、士業事務所向け経営コンサルティング会社に入社(4年半従事して現在は退職)

新卒入社した会社は2016年4月に入社して退職したのは2016年6月末。士業事務所向け経営コンサルティング会社に入社したのが2016年11月。2016年6月末~11月までの半年間という短いようで長い地獄の生活から抜け出せた僕は「よしっ!やったる!」ただこれだけでした。当時は電話営業がメイン、1日300件電話しよう!という話が当たり前で何も知らない僕からしたらこれが普通だと思っていました。なのでとりあえず1日300件電話してみよう。ということだけ考えて電話営業の日々。電話営業は楽しくもなければ苦しくもないな、そんな感覚を当時は感じていました。ただ黙々と電話するだけ本当にこれだけでした。

そしてしばらくすると経営支援事業部という本格的にコンサルティング業務を行う部門に配属となり実際にお客様である士業事務所に訪問して相談を受けることがスタートし始めました。士業事務所のコンサルティングの最大の特徴はほとんどの事務所が経営者とマンツーマンで商談や打ち合わせを進めていくことです。もちろん職員様を交えて打ち合わせなんてこともありますがほとんどは事務所の代表、要は経営者との直接商談・打ち合わせになるわけです。

ここでなぜ私が士業事務所向け専門のコンサルティング会社に入社したのかお伝えすると、2つ大きな理由がありました。

①それは将来僕が経営者として仕事をしていくとなったときに必ず必要になる人脈(力)だと考えたから

②経営者という立場で仕事をしている士業と向き合うことで自分自身の経営視点を働きながら養っていけるのではないかと考えたから

この2つの理由で入社を決定しました。

話を戻し、士業事務所の代表と直接商談・打ち合わせを進めていくと出てくるのはほとんどが事務所の課題、もしくは将来の展望でした。

どの業界も共通してますが、特に簡単にお金をもらうことができない業界が士業業界だと感じております。サービスの内容も分かりづらければ、営業行為が苦手な人が多い(個人的解釈)、組織としてどのように事務所運営をしていくかなど課題に感じていることは多種多様でした。

ですが、将来の展望に関しては共通項がある事務所が多いというのも一つ面白い点かなと個人的には思っております。

共通項の中で代表的なのは「中小企業の発展」という大きな展望を持っているということでした。「中小企業の発展」と聞くと抽象的なイメージですが業種を絞ったり、業務を絞ったり、規模を絞ったり、地域を絞ったりとそれぞれの事務所でカラーを出しながら「中小企業の発展」に繋げる。そんな事務所は特徴もあり、明確な指針の元、活動をしているのでやはり上手く事務所運営が回っているというような感じでした。

また、共通項という観点で話を進めると一番多かったので”紹介”という形でお客様が増えていくモデルでした。紹介モデルはイメージの付く方も多いと思いますので細かくは書きませんが、士業事務所にとって紹介モデルの形成は必須に近く「紹介増やしたい!」と考えるのが普通です。士業の資格というのは国家資格の元仕事を行うこともありリスクも付き物です。どんなに大きな案件でも少しでもリスクを感じるようなことがあれば案件としては受けられない。そんなケースもよく耳にします。ですが紹介という形での仕事の入り方はリスクを最小限に抑えて案件を獲得できる、かつ営業費用も掛からない。こんなに美味しい話はありませんよね。だから紹介モデルはどの事務所も求めていることでした。

しかし、僕自身が少し疑問に感じていたこと、それは情報社会においてのWEB分野の注力も士業業界で必要なのでは?という疑問です。ITリテラシーがなくても様々な機械をいじれるようになった現在、誰もがITに触れてそこから情報を集めるなんて当たり前なのに紹介モデルだけを狙っていくなんてどうも古臭いし、紹介に頼るのは逆にリスクなのではないかと感じていました。

そこで、士業事務所にそれぞれWEBやITに関しての話を振ることで情報収集を始めました。

結果、一番多い回答が「WEBは名刺代わりにホームページを作っているくらいだよ」でした。

名刺代わり?作って終わり?

どうも一番多い回答にまた疑問を持ち始めました。一番疑問に感じたのは運用やメンテナンスを全くしないという点でした。本当に作成したら終わり。ただこれだけの士業事務所が多かったです。

実際の自分の名刺でさえも必ずリニューアルするし、作って終わりなんてことはあり得ないし、、でも「WEBに関してはホームページ作成して、名刺代わりで終わり?」

こういった経緯を経てまずはWEBサイト(以下、HP)が作成しただけでは意味がないことを立証する活動を始めました。HPに関しては集客目的でなくても存在するからには運用が必要だと思います。1年前に作成したけど何も更新されていないHPの情報を誰が信じようと思いますか?ただでさえ見えづらい士業サービスをどのように伝えていきますか?これらを最大限発信していくには現状のHPのどこが弱点で、どこが強みなのかを見ていくことで事務所それぞれの特徴が出てくることが分かり始めました。

僕自身、士業業界に携わって経験した見えた世界と動向と特徴、WEB解析という視点からの課題抽出から士業業界の発展、その先の中小企業の発展、そして私個人の経営者としての視点を日々高めていくこと、そして世の中に貢献できればと思いはじめました。それが今の僕の仕事に繋がっております。

こういった経緯からこのnoteでは士業業界のWEBに関する情報をどんどん発信していこうと思います。また、発信する情報は個人的解釈に基づく内容ではなく、実際の事務所のWEBサイトから出てきた事実データを基に発信していきますのでお役立ていただけたら幸いです。

次の投稿からどのような情報発信するかを残す予定ですが、ここでも簡単に下記まとめてみました。

・士業毎に絞ったHP上の数字・課題

・士業の業種に絞ったHP上の数字・課題

・士業の地域に絞ったHP上の数字・課題

→それぞれ解決案も記載していくつもりです。

などこれらの数字を基に事務所毎のHPの役割を考察して発信していきます。近しい事例なども内容には含まれていくと思うので、ぜひ自身の事務所に重ねてみていただければと思います。

最初の投稿、だいぶ長くなりましたがこれ以降の内容も目を通していただけますと幸いです。







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