2022年お酒を飲むのを止めてみた⑦ (番外編:ファスティング第二回)

2021年の3月から100日かけてお酒の量を徐々に減らしてきた話をしました。断酒の日記をいくつか拝見させていただき、私と同じように考えてお酒をやめることを検討された方もいらっしゃるんだなあと思い励みになりました。
さて2021年の6月で、毎日お酒を飲まない生活が開始できたのですが、まだ完全に止めるつもりはありませんでした。
その代わりに糖尿病対策として、ファスティングに取り込むことにしたのでした。
ファスティングに取り組むのに参考にした本はこちらです。

この本では様々なファスティングの中でも36時間ファスティングを推奨していました。ダイエットなどの目的ならこれより短い時間でも良いのでしょうけど、糖尿病改善だと36時間はやった方がよいそうです。

36時間ファスティングについては、こちらの記事に詳しく書いてあります

ファスティングの時間種別

この真ん中の36時間ファスティングを行ったのですが、これだと睡眠時間が入っていないのでイメージがわきにくいと思います。36時間ファスティングを睡眠時間を入れて表現するとこんなイメージになります。

前後の睡眠を入れると36時間になる

前と後に睡眠をはさむので24時間を超えるのですね

ファスティング期間中の血糖値がどのように推移するのかを調べるために、リブレを取り付けました。

リブレ全体のグラフはとり忘れたのですが、食事していないのですから血糖値は低め安定のままでした。

では36時間、血糖値は低いままなのか?というと、そうではありませんでした

食べていないのに血糖値が上がる

ファスティング中にずっと120くらいだった血糖値が急に180まで上がっています。
実際には何も食べていないのに、普通に食事をした時と同じくらいの上がり方です。これは不思議。時間にするとちょうどこの辺り

断食開始から20時間くらい経ったところ

そして、一度上がった後は、低いところで安定していることが分かります。
本によると、体細胞全体に蓄えられた糖が血液に環流し始めた瞬間だと書いてありました。
これが、体細胞に含まれた糖だとすると、こういう事ができるというのがファスティングのすごいところであり、ダイエットが成功する理由なのかもしれません。
6月からは1週間の間欠的ファスティングを定期的に取り入れた結果11月にはA1Cも5.5まで下がり、糖尿病の薬を飲むのを止めることが出来たのでした

今回は禁酒とは直接関係ない内容でしたが、間欠的ファスティングも禁酒が出来ていなければできない(36時間食事しなくても大丈夫でも、お酒は我慢できない)ので、禁酒から新しい取り組みが出来たなと思っています。


つづく


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