本番:勝ちたいキミへ、本番までにすべての練習をしておく(第14号2022/12/25)
こんにちは。インストラクターのChiakiです。
今回のテーマは、試合中の挑戦についてです。
「練習でやっていなことは本番でもできない」というのは誰しも耳にしたことがあると思いますが、まぁ、それってそのとおりですよね、例外はおそらくない。
だけど、プレーしてる本人も試合を見守るコーチや保護者も、練習していないことを本番でやりたくなったり・やらせたくなったりしてしまったこともあると思います。わたしも何度もあります。
「残り5秒でもシュートを決めに行け」とか「最後まで力を出し切ってゴールする」とか。
そのほかにも、挑戦とはちょっと違うかもしれませんが、チームプレーの競技で窮地に追い込まれると「お互い声出しあって動きを確認して」とかも。これは対戦相手のいる競技だけでなく団体で行うダンスで演技が乱れたあとの対応なども同じですね。
練習で経験していないことでもまれに本番で上手くいくことがあるかもしれませんが、たいていはその逆だと思います。むしろ、その場でなんとかしようとチャレンジしただけ素晴らしい。
最悪なのは「なんであのときこうしなかったんだ、やろうと思えばできたはずだ」と、練習でやってもいないことを要求したり責めたりすることです。
やっていないことを、それも本番でやるってかなり勇気がいります。
多くの人は躊躇して何もできずに終わるのがふつうのように思います。
うまくいってもいかなくても、大切なのは次に同じ失敗を繰り返さないこと。つまり、次の本番に向けて、本番を想定した練習メニューを充実させることです。
残り数秒でもあきらめずにシュートを決める練習をする、
最後まで力を出し切ってゴールする練習、
ふだんからチーム内で声を出し合って動きを確認する練習、
演技が乱れたらそこで中止せずに最後までやり切る練習・・などなど、
「本番でやり損なったこと=追加の練習メニュー」と考えを切り替えれるだけでも失敗に引きずられなくてすみます。
チーム内での声出しについては、以前、『ライオンのグータッチ』でバレーボールの元日本代表、栗原恵さんが子どもたちに指導をされていました。
そのときの栗原さんの指導内容と、コーチングとしてどんな声がけだったら有効なのか、そもそも目にしたことを声を出すむずかしさなど、も含めて書いていますのでよかったらぜひ参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
◎今週のやってみよう!
「上体起こし背筋トレーニング」
上体反らしと表現する場合もありますが、腰を反らすというよりは上半身をしっかり起こしてくるイメージで取り組んでみてください。
ポイントは、少しやりやすくするためにお腹の下にタオルを丸めたものや空気を少し抜いたピラティスボールを入れることと、壁に足の裏をピタっとつけてやると、誰かが足を押さえなくてもできます。
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