#12 ”直感を磨け、分析こそ全て” by HIROMIX

フォトグラファーのHIROMIXさんが、2002年に出した「HIROMIX 01」の表紙に書かれていたコピー。

「直感を磨け、分析こそ全て」

書店で目にしたときに、このコピーをすぐに気に入って即買い。頭の片隅にいつでもあって、すごくお気に入りのフレーズです。


どんなシチュエーションで出てきた言葉なのかは、わからないのですが、私は字面通りの解釈をしています。

直感って、なにかが急に「ピン」と降ってくるイメージですが、ピンとくる背景には何かしらの自分の経験が影響していると思います。

その経験から得られた蓄積が何かのタイミングでインスピレーションとなって表れてくるのではないかなと感じています。


このフレーズを見たときから、自分が経験したことは振り返りをしておくように意識しています。


ここ数年、特に意識しているのは、人の表情。

人の心は分からないもの、といいつつ、ある種の感情が顔に表れるときの筋肉の動きや視線は、ある程度、みんな共通しているような気もします。

あまり気にしすぎるのも良くないなと思う一方、スタジオでお客さんに対面したときには、なるべく細かいところまでケアしたいなと思うと、自然と普段から人の表情を意識するようになりました。

ストレッチや筋トレをしたときに、どんな状態かを言語化して口にするのは慣れていないと結構難しいようです。久々に運動する人は特に。

「効いているような気もするし、あまり伸びていないような・・ちょっと分かりづらい」

こういう表情を敏感に読み取って、プログラム内容に満足してもらえるように、いろいろな表情筋の動きも確認しています。


経験したことについて自分なりの示唆を蓄積していくことが、”直感”を磨けるのではないかな。


もし気に入っていただけましたら、次回の更新もぜひ楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。