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自宅トレ:筋トレは毎日したほうがいい?(第2号2022/8/25)

こんにちは。インストラクターChiakiです。

今日のテーマは「筋トレの頻度」です。
筋トレは毎日すべきものなのか、それとも何日かに1回でもよいのか。
子どもに継続する習慣をつけてもらいたいと思うと、つい、毎日するように促してしまいがちではないでしょうか。

トレーニング頻度を考えるときには、トレーニング量に応じた頻度を考えるほうがよいと思います。

トレーニング負荷が高く、回数も多いとなると、筋肉が回復する時間も必要です。
「子どもは一晩眠ればすぐ回復する」という印象があるかもしれませんが、キツいトレーニングが何日も続けば身体が完全回復する前に負荷をかけることになるので、疲労は溜まる一方です。

疲労がたまった状態で練習を行えば、けがのリスクも高まるし、そもそも集中力が続かないので良いパフォーマンスにはなりません。
しっかり身体が回復しているかどうかは、かなり重要です。


また、試合が続く期間なのか、次のシーズンに向けた準備段階なのかで、スポーツそのものの練習頻度も変わってくると思います。
できれば、それぞれのシーズンの練習量に合わせて、筋トレの負荷や回数も調整していくのがベストです。

学校がある期間で、かつ、シーズン中と、学校が休み&シーズンオフの期間を比較すれば、明らかに後者のほうが体力に余裕があります。
学校が休みな分、日中の消費エネルギーも多少減ると思いますので(練習量が増えてなければ)、この期間は中程度の負荷の筋トレを毎日、もしくは1日おきくらいのペースで継続できるとシーズンオフでも体力アップを目指せると思います。

逆に、学校の授業もあって、スポーツもシーズン中で練習量そのものが増える期間は、筋トレをやる余裕はなくなります。


当スタジオでパーソナルトレを受講した児童・学生たちも、試合やコンクールなどが近くなると必然的に練習量が増えるので、その期間の自宅トレは週2回くらいで1セットのみ、ということもあります。
練習が多い期間はそれくらいでも、しっかりパフォーマンスアップに貢献するので、とにかく、無理なくできる範囲で行うのが一番大事です。


ということで、自宅での筋トレの頻度は、トレーニング負荷や量、学校がある・なし、シーズンイン・オフ、など全体的な体力レベルを考えて決めることをお勧めします。


最後までお読みいただきありがとうございました。


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◎今週のやってみよう!

【腕立て体勢からのひざクロス】

①指をしっかり開き(*)、肩幅くらいの位置に手を置いて腕立て伏せの体勢を取る。おしりを上げすぎない、腰を反らせすぎない。

②左のひざを右手首近くに近づけた体勢で5秒キープ。できたらその逆で、右ひざを左手首に近づける。

メルマガ#2

もしきつかったら腕立てではなく、ひじから下を床につけた体勢でもOK。少し負荷をかけたい場合は、秒数を増やしてもいいし、ゆっくりひざを手首に近づけていくとコアに効きます!(3~5秒もしくは4カウントかけて近づける)

(*)指を開いてボールをつかむように床をつかむ感覚が大切です。指先に力を分散させることで、手首に負荷がかかるのを防ぎます。(手首に負荷がかかりすぎると腱鞘炎など手首を痛める可能性があります)

もし気に入っていただけましたら、次回の更新もぜひ楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。