伸び悩み:勝ちたいキミへ、スランプに陥ったときにやってほしいこと(第11号2022/11/25)
こんにちは。インストラクターChiakiです。
今回のテーマは「スランプの脱出」です。
スポーツをある程度長くやっていると一度はスランプを経験すると思います。
なるべくならずっと右肩上がりで伸ばしていきたいと、誰しも思っていると思いますが実際にはそうはいかないことが多い。
スランプに陥ったな、最近パフォーマンスレベルが下がったな、と思われるときは、まずは次の2つを確認してみてください。
オーバーユースになっている部分はないか
疲れていないか(日々の疲れは取れているか)
以前、プロスポーツのトレーナーをされている方が、”高いパフォーマンスレベルを発揮・持続させるのに必要なこと”として「けがをしないこと」「体力の向上を図ること」「疲労が回復していること」と話していました。
何度も負荷のかかる動きを練習してオーバーユースになっていたり、疲れがたまっている状態は、高いパフォーマンスレベルを持続させることとは真逆な状態です。
学校行事の影響でいつもより授業数が多くなったり、宿題が増えたりなど、一見ささいなことでも意外と子どもは疲れていることがあります。
上記の2つにとくに問題がないようでしたら、次にお勧めなのは「客観的に動きを確認すること」です。
具体的には①動画を撮影して②自分で見返す③そのうえで、他の人の動きと比較する、この3つの流れを子ども自身で認識できると、何かしらの突破口をつかめる可能性があがります。
ポイントは、「子ども自身に認識してもらうこと」です。
動画撮影は親やコーチがやったとしても、動画を見返す・ほかの人の動きと比べるのは、スランプに陥ってる子どもが見ないことには意味がありません。
これまた、あたりまえのことを言っているように思うかもしれませんが、自分の動きをしっかり見ることに慣れていない子はわりといます。
自分を見ることに照れや恥ずかしさを感じる子もなかにはいます。
照れや恥ずかしさは何度も見ていくうちに慣れるので、それまではちょっと我慢してもらうしかないのですが、とにかく、自分とできている子、またはお手本の動きと見比べる。違いは絶対にあるので、それに気づけるかどうかがまずは重要です。
がむしゃらに練習量を増やすより先に実践してみてほしいです。
速い動きのある動作は、たとえばYouTubeに非公開でアップしてスロー再生するなど、手軽にできる方法もありますので、ぜひ試してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
◎今週のやってみよう!
今回はお腹の下の方(腹横筋)をしっかり使うトレーニングです。
【30度でのひざ曲げ伸ばし腹筋】
あおむけになってひざを曲げた体勢になる。
右のひざを伸ばしてから左のひざをゆっくり伸ばす。その体勢で2秒キープ。
右、左の順でひざを曲げて元の体勢にする。次は左ひざからスタート。
左右3回ずつを3セット目安で。動かすスピードはなるべくゆっくりを意識します。
もし気に入っていただけましたら、次回の更新もぜひ楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。