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ケガ予防:休むのも練習のうち、自分に合う回復方法を早めに見つける(第20号2023/2/25)

こんにちは。インストラクターChiakiです。
今回のテーマは「休息」です。

試合や大会前ともなると、つい練習に熱が入って練習時間も長くなりがちだと思いますが、良いパフォーマンスを出すためには「休息」も大事です。
スケジュールを考える際には、休みも計画的に取り入れて練習計画を立てることをお勧めします。

と、口で言うのはかんたんだし、おそらく多くの方が休みの重要性を頭ではしっかり理解されていると思いますが、いざやろうと思うとむずかしいと感じる人もいると思います。

どんなタイミングで休みを取り入れたほうがいいのか?
あるいは、どんな休み方なら、しっかり回復できるのか?

結構迷うのではないでしょうか。


休むタイミングや休み方も、練習と同じく試行錯誤を繰り返して自分に合う方法を探していくのがベストですが、とっかかりとして「その日の疲れを翌日に持ち越さない」というのを基準にすると考えやすいと思います。

練習スケジュールが毎週ほぼ一定であれば、休みのタイミングも毎週同じで良いと思いますが、たとえばグラウンドや施設の関係で練習スケジュールがバラバラだったり、あるいは学校行事や定期テストなどで全体的に疲れやすい時期には、1週間あたりの練習量を調整したり一定の睡眠時間を確保できるような工夫が必要です。

また、女子生徒の場合には生理周期によっても体調の変化が表れやすいので、そうした考慮も必要です。

最近では、比較的安価で手に入るスマートウォッチもありますので、そういうのを利用するのもアリと思います。

わたしはアップルウォッチを利用していて、良く眠れているときの平均心拍数は43~47くらいとわりと低めですが、疲れていたり、布団には入ったけれどあまり眠れている感じがないときには心拍数も55前後とやや高めです。

安静時心拍数は人によってかなり差があるので、ふだんから自分の状態を確認しておくと、休息のタイミングを取る目安になったりコントロールしやすくなります。


上位を目指している児童や学生は、ぜひ早い段階から「戦略的に休む方法」を見つけられると継続的にパフォーマンスを図りやすいと思いますので、最初はうまくいかなくても試行錯誤してみてほしいです。


最後までお読みいただきありがとうございました。


【今週のやってみよう】

トレーニング紹介は今週はお休みです。次回をお楽しみに!


もし気に入っていただけましたら、次回の更新もぜひ楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。