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#114 トライアル希望者からの「ご相談」と向き合い方

自分が設定したルールに対して「こういう対応をお願いできないか?」という相談をいただくことがたまにある。
どちらかというとリピーターのお客さんからの相談ではなく、これからスタジオのプログラムを体験したいという、いわゆる”一見さん”からが多い。

これまでは相談をいただいたときに「そういう需要もあるのかな」と思って、自分が設定したルールをやや緩めて対応したこともあったけれど、今後はそういう機会もかなり少なくなっていくだろうとおぼろげに考えている。

理由は、それらの相談に応じてみたものの、結果的にはこちらが困惑するような「それはちょっと・・(お控えいただきたい)」という立ち居振る舞いをされることが多かったからだ。そして、体験いただいたとしてもその後にリピーターになっているお客さんも皆無。骨折り損のくたびれ儲け、といったところだ。


事業運営においてあらゆるルールをきっちり決めるのは本当に試行錯誤でむずかしい。でも一定の基準を設けないことには、自分が疲れてしまうばかりか、回りまわって他のお客様にご迷惑をかけるリスクもあるので、かならずあらゆる場面でルールは必要になる。

なので、あまり確信が持てないながらも「こういうケースにはこういうルール」というのを決めざるを得ない。
そして、確信が持てていないからこそお客さんから相談があったときに「自分が想定していない需要もあるのでは・・」という考えもよぎるし、即答で「対応できません」というのも冷たすぎるか・・、とかいろいろと考えてしまうのも仕方ないことなんだと思う。

毎回試行錯誤の連続で悩みも尽きないけれど、自分が設定した基準についてはもう少し信用してもいいのかなと最近では思うようになった。あるいは、はスタジオを作ってから7年半経過して、そう思えるようになったというか。

そういえば、前にもこんなことを考えててたしかnoteに残していたな・・と遡ったら1年前に似たようなトピックで書いていた。

このときはまだ、あとで振り返ろう、みたいなことも考えてるけど今はトライアルのお客さんからの相談についてはそれもやらなくなるかもな。

ちなみに、今回タイトルにもある通り、あえてリピーターのお客さんではないお客さんに限定しました。リピーターさんからの相談はこちらの想定の範囲内というか、あぁ全然構わないっすよ、みたいなことがほとんどなので気になったことはないです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

(追記)そういえば、最初のタイトルは「トライアル体験者からの〜」としてまして、重複表現でした。
他の候補はむずかしいなとちょっと悩んでいて、文章には一見さんと書いてるけどタイトルにしちゃうとニュアンス変わる感じだし”体験者”だけでもなんか違う。初めてのお客さんだと長い、新規顧客は硬い、そもそも顧客は体験限り含まない印象あるし。
ということで体験者を希望者に変更。これはこれで微妙に違う?感覚だが仕方なし。表現はむずかしい。


もし気に入っていただけましたら、次回の更新もぜひ楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。