見出し画像

自宅トレ:よこ開脚ができるようになるために日常生活で注意すべきこと(第15号2023/1/5)

こんにちは。インストラクターChiakiです。
今回のテーマは開脚。
開脚ポーズを維持するのに日常生活で気をつけるべき姿勢をご紹介します。

今回紹介する内容は、こちらの記事からの抜粋になりますので詳細が知りたい方はぜひこちらもご参考にしてみてください。(結構長めな記事です)


注意姿勢① 正座を崩してペタンとお尻をつけて床に座る

いわゆる女の子座りというやつです。
この姿勢がなぜダメかというと、脚と骨盤をつなぐ骨(大腿骨)が、通常の角度に比べて前捻(前方向にねじれる)したままになる可能性が高いからです。

通常、新生児や幼児は20~45度くらい前がわにねじれていて、成人になるにつれて正常にモデリングされるそうなのですが、長い間この座り方がクセになっていると、正常な角度にならずに立ち姿勢では内またの傾向になるようです。

大腿骨の前捻へのねじれは、よこ開脚の外旋という動きに支障が出ますので、クセになっているお子さんがいたら、早めに改善されることをお勧めします。


注意姿勢② ソファや椅子にダラっと背中をつけて座る

椅子の背もたれからやや前方に座って、背中の上部や肩甲骨あたりを背もたれにつけて座る座り方です。(サムネイルのような画像)
もしかしたら子供に限らず、大人も長時間座ることを強いられるオフィスなどではやりがちかもしれませんが、これもNG。

なぜなら、よこ開脚には骨盤を前側に倒していく動き(腰椎の前弯)がありますが、ダラっとした座り方は骨盤の後傾(後ろ側へ傾く)、腰回りの筋肉のハリや硬さを招きます。長く続けば腰椎を前弯させる動きがしづらくなる可能性があります。

現時点で長座ができないお子さん、また、大人の場合は、車を長時間運転される方などに骨盤後傾の方がときどき見られるので、なるべく注意してみてください。


日常生活の姿勢を正しく保つのは結構むずかしいと思います。
わたしも気をつけていないとすぐダラっとなってしまうので、なるべく意識するように心がけています。


最後までお読みいただきありがとうございました。

◎今週のやってみよう!

ハトポーズ肩甲骨ストレッチ

ヨガのポーズでご存じの方も多いと思いますが、片方のひざを曲げて座りもう片方の足先に長いタオルかセラバンドをひっかけてひざを曲げた体勢から、ひじを外から曲げながら頭の上に持ってくるポーズです。

ひじを曲げるときに肩甲骨の動きを意識できるとストレッチ効果◎
1セット5~7回くらいを目安にがんばってみてください。


さらに骨盤がなるべく前方を向くように心がけると、肩甲骨と同時に太もも前・股関節・腰のストレッチになります。
もし身体が倒れてしまって難しい場合は、タオルやセラバンドは足と同じほうの片手で持って、反対の手は床についた体勢でもOKです。(セラバンドを持っている側の肩甲骨のみをストレッチします)


もし気に入っていただけましたら、次回の更新もぜひ楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。