【Interview】DaizyStripper――フル・アルバム「FUJIYAMA」で伝えたい、人生の歩み
結成15周年を記念したツアー「5+10=DREAMER」で全15箇所を駆け抜け、6月5日に品川ステラボールにて行われたGRAND FINALE【KISS THE FUTURE~WE ARE DREAMER~】にて、9枚目となるフル・アルバム「FUJIYAMA」のリリースと、今作を引っ提げて回る「フジヤマノボレ」ツアーを発表。アルバム制作も佳境に差し掛かかり、アルバムからリード曲「HATSUYUME」が先行公開された7月上旬、メンバーにコンタクトを取った。15年を迎えてもなお、パワーを増している愛と夢に溢れたメッセージを届けるDaizyStripperの確たる部分と、意気込みに溢れた未来について語ったインタビューをお届けする。
【あの頃よりも強くメンバー同士がリスペクトを強く感じ合えているというか。15年経って今がMAXって言えるのが素晴らしいなと】
―6月5日の15周年ライヴ(品川ステラボール)でフル・アルバム「FUJIYAMA」のリリースが発表されましたけれど、まずはライヴのことを踏まえながら伺わせてください。あの日はどんなことを意識しながらステージに立っていたんでしょう?
夕霧 まず、5周年の時に「DREAMER」っていうタイトルのワンマン・ツアーを回って、そこから10年経った今「5+10=DREAMER」っていうタイトルで、「今でも変わらずにDREAMERだよ」っていう姿を見せるツアーを行ったんです。合計15本プラス、グランドフィナーレ1本だったんですけど、デイジーは曲もめちゃくちゃたくさんあっていろいろ掘り下げる機会にもしたかったから、メンバー5人で3箇所ずつ、それぞれが思うベスト・オブ・ベストなDaizyStripperを各地で展開しようと思って、セットリストもバラバラの状態で回ったんです。まあ、我々は大変だったんですけど……。
一同 (笑)
夕霧 でも「今日はこの曲が来たか!」ってファンもすごく喜んでくれたし、地方のライヴが全部ツアー・ファイナルのような感覚だったんですよ。それこそ、5周年の頃よくライヴに来てくれていた人から「久しぶりに来ました」っていう声もたくさんあったし、最近ファンになってくれた人は「5周年の頃はこんなことをしていたのね」っていう楽しみ方もできたと思うし。
―品川ステラボールの冒頭の展開は、渋谷公会堂で行った5周年のライヴをもとにした演出とセットリストになっていましたもんね。懐かしかった(笑)。
夕霧 そうそう(笑)。僕がポップアップで登場したのも5周年の伏線回収だったし、今と過去と未来がいい具合に全部混ざり合えた素晴らしいツアーとグランドフィナーレだったと思います。
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