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旅の回顧録☆英会話習得法“Callan Method”を知っていますか。

今日は英会話をマスターしたい方への情報共有です。どなたかのお役に立ちますように。

ご質問はコメント欄へお気軽にどうぞ。

妹家族の家に居候してイギリス生活が始まったのですが、私が訪問して妹も安心したのか、何が問題だったかわからないくらい落ち着いていました。

あとはおチビもすぐに私になつき、おむつ替えや入浴など暴れることもなく、這って私の膝に来るほどになっていたので、妹にとっては助かっていると言ってくれました。

そんなとき、日本でのエージェンシーを通さない場合の語学学校の授業料が格安なことがわかりました。これは行きたくなりましたね。

妹のパートナーも、まずは1か月でも行ってみたらいいのにということになり、お試しで通うことになりました。

でも、例えば芸能人などがたった1か月間の語学留学に行ってきたという話を聞いて、そんな短い期間で、いったい何をして帰るんだろうと思っていました。そんな短期間で、英会話ができるようになるなんて疑わしいと考えていたのです。

ところがです、皆さん、表題の“Callanカラン Methodメソット”ってご存じですか?

テキストはあるけど、開いてはいけない。レベル別に全12ステージで構成されていて、通常の4倍のスピードで英語が習得できると言われている、イギリス発祥の英語習得法です。

通常のレッスンだけでは、英語を聞いたり話したりしている時間はわずか25%しかなく、残りは考えたりして黙っている状態である。しかし、Callan Methodでは、常に質問・回答の反復練習の繰り返すので、25分のCallan Methodレッスン中に5000語もの単語を聞いたり話したりが可能である。

通常の日常会話のコースのレッスンではレベルによるが、およそ800~1300語なので、いかにCallan Methodレッスンの密度が濃く、効率的に英会話を学べるかが分かるだろう。

英語の質問に対して瞬時に英語で応える、という英語脳の思考回路を特訓することで通常の上達速度よりも4倍もの速さで英語が上達する、とても画期的な学習方法で、50年の歴史を持つ。

平均的な学生がケンブリッジ英語検定試験(PET)のレベルに到達するまでに、通常は350時間が必要とされることに対し、Callan Methodで必要とされる時間は80時間である。ケンブリッジ試験準備(FCE)コースにおいては、たったの160時間である。

出典:Callan.co.uk Japanese Preface

すごくないですか?とにかく、ひたすら反復して、英語脳を鍛えるのです。

英語が流暢に話せない最大の原因は常に日本語を考えてしまっていることにあるわけだが、本レッスン中は講師が早口で質問をし、生徒側はそれに対し間髪いれずに答えることが要求される。

英語を一旦日本語に置き換えて、返答を日本語で考えてその返答を英語にするといったプロセスを経て、英会話を行ってしまいがちだが、Callan Methodでは速いスピードで話され、かつ質問に対して迅速な回答を求められるので、英語を母国語に一旦変換して考えるといった方法を強制的にやめさせることができる。

これにより母国語で考えるというプロセスを防ぎ、英語を日本語なしに理解し、素早く反応するための英語脳を鍛えることが可能である。

最初は難しいかもしれないが、慣れればすぐに英語で考え話すことができるようになる。

出典:Callan.co.uk Japanese Preface

何とも心強い解説文でしょう。

実際私は受けてみました。結果的にとても私には合っていて、結局6か月近く通いました。期間は十分とは言えませんが、それでも何とかパートナーとの意思疎通ぐらいはできるようになりましたからね笑。

初回レベルチェックテストからスタートし、どのレベルから始めるかを決めるのですが、自身のない人は低いレベルからでも構わないと思いました。理解が深まっていけば、すぐにどんどん上のレベルに上がれるからです。

ここで重要なのは、必ず〈Callan Method認定校〉で学ぶことです。YouTubeをみていると、どうも正規ではないCallan Method風の授業風景が散見されます。↓以下、正しいCallan Methodの解説動画です。

〈Callan Methodで英語を学ぶ:解説動画〉

↓以下が正規の具体的な授業風景です。ぜひ、字幕(自動生成なので、ちょっと間違いがありますが)をONにしてみてみてください。

〈Callan Method公式授業風景〉

おわかりでしょうか。

とにかく、わからなくても、言葉につまっても、ティーチャーがすぐに教えてくれるし、間違いもすぐに直してくれます。赤ちゃんに言語を教える方法と同じで、スピードが速いだけなんです。

私の当時のスペイン人のクラスメイトは、ちょっとスパルタとも言えなくないこの方法をすごく嫌がっていましたけど、人によっては合うと思います。

そういえば、応用編で、スペイン語やアラビア語などの他言語のCallan Methodもあるんですよ。

ただ、残念なことに、日本国内では3校しか認定校がないようです。でも、onlineもあるようですから、やみくもに行うアプリ英会話より話せる力がつくのではないかなと...、本当にオススメします。

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