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てんかんと大麻

12月になるとあいつのことを思いだします。

小学校からの僕の親友でした。

一緒にタバコを吸ったり学校をストライキしたり、映画「スタンドバイミー」みたいに色々な悪さをしていました。

自分の悪いところもすべてさらけ出せる唯一の人。


あいつの死因は、お風呂での溺死(できし)でした。


誕生日の夜、お風呂の浴槽に浸かっている時に、発作(ほっさ)が起こりそのまま溺れて死んでしまったのです。

「てんかん」の発作でした。

あいつがてんかんということは聞いてはいましたが、僕の前で症状が起こったことはなかったので、そんなに重大なことだとは思ってもいませんでした。

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僕とあいつは小中と同じ学校でしたが、高校では別々になりました。でも地元が同じですので会う機会も多く、よく遊んでいました。

僕らが18歳のときに、先輩が事故でなくなってそのお通夜にも一緒に行きました。

その時くらいから、あいつはマリファナを吸うようになっていました。

僕も何度か一緒に吸ったことがありますが、ハイになるどころかものすごいローに入ってしまい人生が嫌になってしまうので笑、あまりハマりませんでした。

でもあいつはもしかしたら、自分の病気の症状を抑えるために吸っていたのかもしれません。


2019年現在、ウルグアイとカナダでは医療用・嗜好用の大麻が合法です。

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医療用大麻はほとんどの先進国で利用されていて、ガン・認知症・HIV・頭痛・不眠に効果があるそうです。

以下は「大麻ビジネス最前線」より抜粋

CBDオイルでてんかんが劇的に改善
コロラド州に住む5歳のシャーロット・フィジーは、長い間てんかんによる大発作に苦しんでいた。
1週間におよそ300回も発作が起こるのだ。ずっと話すことも動くこともできず、緊張による混迷状態が続いていた。

いろいろな治療法を試したが、どれもほとんど効果がない。
父親のマットは従来の治療法ではなく、代替療法に可能性を見つけようとした。
そんな時、ドラべ症候群(重度の小児てんかん)の治療におけるCBDオイルの効果を称賛する動画をネット上に見つけた。

CBDとは、正式にはカンナビジオールといい、大麻に含まれている成分のことである。
CBDは向精神作用を持たず、それどころか免疫システムのバランスを調整し、強い抗酸化作用を発揮させ、人間の健康維持に大きく貢献することがわかっている。

CBDと反対に、大麻成分の中で陶酔など精神作用を持つ成分の筆頭がTHC、すなわちテトラヒドロカンナビールである。

当時、医療用大麻の品種はTHC濃度の高いものが主流であり、CBD濃度が高い品種はほとんど存在していなかった。
シャーロットの両親はコロラド州の薬局で、CBDを高濃度に含む株とTHC濃度の低い株、R4と名付けられた大麻の花を見つけた。
そしてそこからオイルを抽出し、シャーロットに投与した。
すると発作の頻度は1週間に1度に減ったのだ。

世界で注目される「おくりもの」
その後、両親はコロラド州最大の大麻薬局を所有していたスタンレー兄弟に出会った。
彼らは医療用大麻の農場を運営しており、限られた人だけが購入できる高濃度CBD株を栽培していた。

スタンレー兄弟はシャーロットや、同じようにてんかんで苦しむ患者を救うため、CBD濃度が高くTHC濃度が低い独自のCBDオイルを開発し、シャーロットに試してみた。
すると症状は劇的に改善し、ほぼ完治してしまったのだ。

この高CBDに特化した株は、「シャーロットのおくりもの」と名付けられた。

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もしあいつが生きてたら、一緒に外国に移住してたかも…。


今までの法律がもしも180度変わったら、あなたはどうしますか?


これまでにもお酒が違法の時代があったり、逆に売春や覚醒剤が合法の時代がありました。

あと、戦争時代は国が殺人をすすめていて、殺せば殺すほど英雄になりました。

何が正解なんでしょうね?



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