自分のことのように悔しく、もっと頑張れると思った女子ワールドカップ。渋谷巴菜選手｜WHY SHE SMILES #02

2023年9月23日 19:45

輝く女子サッカー選手にインタビューし、笑顔の理由に迫る「WHY SHE SMILES」第2回も、なでしこリーグ1部ニッパツ横浜FCシーガルズのセンターバック渋谷巴菜（しぶやはな）選手。女子ワールドカップを見て感じたことや、今シーズンからプレーするシーガルズへの想いを聞きました。

2001年3月3日生まれ（22歳）東京都八王子市出身。
サッカー歴は以下の通り。
・2005-12 南大沢FC
・2013-15 日テレ・メニーナ・セリアス
・2016-19 星楂国際高等学校湘南
・2019-21 FC町田ゼルビアレディース
・2021-22 つくばFCレディース
・2023-（現在）ニッパツ横浜FCシーガルズ

まるで自分のことのように悔しかった女子ワールドカップと、植木理子選手の言葉

—— 今年の女子ワールドカップを見てどう思った？

渋谷選手「憧れの人たちが出場していたこれまでとはまた一つ違って、一緒にプレーしていたような選手が出て活躍しているという、今までとは違う感情になる特別な大会でした。ここまでどれだけ頑張ってきたんだろうなと想像できるからこそ、勝ち進んでいくことが嬉しかったし、準々決勝で負けてしまったことが悔しかったです。」

—— 悔しいという感情を紐解くと、どういうこと？

渋谷選手「自分と同じ世代で、めちゃくちゃ上手い選手たちで構成されるチームが負けちゃうんだとか、こんなに良い雰囲気のチームでも負けちゃうんだとか、すごい努力してきたことも聞いて知っていたからこそ、自分のことのように悔しかったです。

（日テレ・メニーナ・セリアスで一緒にプレーした）植木理子選手に、ワールドカップお疲れ様でしたとLINEをしたら、『自分もっと頑張るわ！』と言われたんです。

なんてLINEしよう、なんて返ってくるかなと思っていたけど、この人まだ頑張ろうとするんだ、やっぱすごいなと思いました。だったら、自分はもっと頑張れるはずだと思いました。モチベーションがすごく上がりました。」

シーガルズで今、めっちゃ充実しています

—— 今シーズンからシーガルズに移籍してきて、どうですか？

渋谷選手「いま皆がレベル高くて、必死でプレーしています。だからこそ、ここにきて毎日めっちゃ楽しいし、充実しています。ありがたいです。」

—— シーガルズに来て一番驚いたことは？

渋谷選手「サポーターの熱量がすごいなと驚きました。応援してくれる熱量とか数とか、そんな環境でプレーできてることがすごく幸せだなと思います。バス降りた瞬間からチャントが聞こえるし、一緒に戦ってもらってる、自分だけじゃないと思えています。」

いかがでしたか？ニッパツ横浜FCシーガルズに移籍し、今シーズン優勝争いを戦う渋谷巴菜選手にお話を聞きました。次回をお楽しみに。