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2. お庭プールの購入ガイド

無事プールの違いが分かりましたので、今度はどんなプールがいいか選んでいきましょう。
主なチェックポイントは下記4つです

1、子供の年齢、身長で水深を決める
2、人数で大きさを決める
3、円形か長方形か形を決める
4、予算を決める

さて順に考えていきましょう。

1、子供の年齢、身長で水深を決める
プールを買うならまずは事故が起きないことを優先しましょう

子供が水泳に慣れていない場合、子供が立った時に腰から胸の高さくらいの水深を目安にすると良いでしょう。
「肩まで水が来るけど顔が出るからいいだろう」と考えるかも知れませんが、水に慣れていない子供にとっては水の中でまっすぐ立つこと自体難易度が高いものです。

また、プールの壁が低くプール外から子供が常に見えるものを選んでください。
例えばUltraXTRの場合プールの壁高さが130㎝前後になるために小さな子が中で遊ぶと保護者の目が届かなくなり、事故に気付けなくなります。
子供の年齢、身長、プールの大きさについては自己紹介のノートを見ていただければ目安になると思いますのでご確認をお願いします。

2、プールの大きさと水深の関係
子供の身長に不安がない場合、場所の許す限り大きなものを買うのが良いでしょう。
注意が必要なのはフィルターポンプの穴の位置(高さ)で、大きなプールは高い場所に付いている傾向があります。

3メートルのものを例にとると、左の吸込み穴が隠れる位置まで水を入れる必要があります。
つまり75センチの高さの2/3あたりに穴があるためこのプールでポンプを機能させるためには最低でも50センチ程度の水深が必要です。

一方でこのプールは壁の高さが122cmあり、同じく2/3あたりに穴があるため、最小でも水深80cm必要となり3歳や4歳の身長では溺れる危険性が高まります。
商品情報に最低必要水位は記載がありませんが、
いずれのモデルも高さの2/3程度と考えて良いと思います。
最低水位とお子様の身長と比較して安全なものを選択してください。
身長/水位に不安がない場合は置き場所に対してできるだけ大きなものを購入するのがよいでしょう。
何度も買い直すのももったいないからね。
小さいの買ったら絶対大きいのが欲しくなります。

3、円形か長方形か形を決める
代表的な形は下記の円形または長方形です。

一般に長方形のプールはswimmingに適しており、円形のものはbathingに適しているとされます。
swimmingは容易に想像がつきますが、bathing?は日本人にはあまり馴染みがないですね。
どうやら海外ではプールにイスやテーブルを持ち込んで、夜そこでお酒を飲んだりするようなのです。
そのようなときに円形の方が都合がいいのかもしれませんね。

謎のbathing文化

僕も真夏には夜中にプールに椅子を置いてくつろぐことがありたいへん気持ちいいです。
8月の夏真っ盛りのほんの短い期間だけの贅沢ですのでプール買ったらぜひ試してみてください。

次にみんな気になるお金の話です。

4、予算を決める
予算の設定
最初の一台としてコスパの良いものはいずれもINTEXで下記の2種です。
・レクタングラフレームプール(4.5Mまたは3M)
・プリズムフレームプール(3.6M)

今回は一番お買い得と思えるプリズムフレームの方で計算して見ましょう。
最低限必要なものは下記のとおりです。
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プール本体 18000円
フィルターポンプ 9000円
塩素タブレット 4000円
残留塩素チェッカー 3000円
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とりあえずの初期費用は34000円です

次にランニングコストです。
塩素とチェッカーはひと夏持つとして、あとは水道代ですね。
プリズムフレームプールを一回満水にすると6300Lです。
水道代って地域差が大きくてなんとも難しいですが、東京の場合上下水合わせて1500円とか2000円とか、そんな感じかなーって思います。
もちろん使っているうちに減っていくので注水が必要になりますが、このサイズのプールならひと夏(7.8.9月)使っても5000-10000円の間でしょう。

10000円って家族で出かければすぐに消えてしまうお金なので、毎日毎日毎日永遠に遊べる家プールのコスパが光りますね。
はい、じゃあ注文しましょう。

購入するプールも見えてきたので次回は設置ガイドの予定です。さようなら。

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