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【2冊目出版】働いてるからできる子どもが自立する子育て方法

はじめにと目次を公開

11/27に2冊目の書籍、「働いてるからできる子どもが自立する子育て方法」を出版させていただきます。

まもなく、出版なので、はじめにと目次を公開させていただきます。

入澤様カバーデザイン

本の予約はこちらからお願いします!
ダウンロード可能になるのは、発売日11/27です。
https://amzn.to/3602WG8

はじめに

本書を手に取ってくださり、ありがとうございます。日本の子育てしながら働く女性は、朝から晩まで忙しいですよね。やることいっぱい。男性もハードワークな方が多く、「ワンオペ育児」という言葉も当たり前となっています。

でも、だからこそ、できる子育て方法があるのではないか――?

この本は、2020年2月から5月にかけて、105名の子育てしながら働く女性にインタビューさせていただいた内容が、本という形になりました。子育てしながら働く女性にとって、働き方と子育ては、ワンセット。インタビューをさせていただいてた当時、皆さんに必ず聞いていた質問がありました。

「これまでの経歴と今の働き方」
「自分が仕事で忙しい時、子育てで頼れる人はいますか?」
「子育てで大事にしていることはなんですか?」
「忙しい日々だと思いますが、笑顔でいられるのはなぜですか?」

させていただいたインタビューをもとに「子育てのために仕事を諦めなくてもいい方法」という働き方の本を1冊出版させていただきました。今回はその続編のような形になります。

同じ質問をずっとさせていただくうちに、答えの中に共通点を発見しました。「子育てのゴールの置き方」に、みなさん共通点があったんです。それは、大人になった時、幸せな人生を自分で歩めるようになってほしいということです。つまり、「幸せな自立」を願っているのです。
「幸せな自立」の定義とは、掘り下げていけば人それぞれですが、「経済的に自立している」「いい人間関係に恵まれる」「健康である」ことでした。

「経済的自立」とは、自分の食い扶持は自分で稼げるようになることです。ただ一昔前のように、良い学校に入って良い就職先を見つけるということではありません。この先どんな時代になるかわからないので、自分で考えられる頭を持ち、行動する力を持った人になってほしいという願いが込められた「経済的自立」のことです。

「いい人間関係に恵まれる」とは、自分自身が精神的に安定して他人に愛を持って接せられるようになることです。「健康である」とは、健やかな体と精神を持つことです。どちらも精神的な安定、特に自分は愛されている人間だと安心感を持って育ってほしいと願いが込められています。

 このようなゴールを目指すことが、親が願う「幸せな自立」なのです。そのための子育ては大きく3つの項目に分けられます。

・お世話
・愛
・社会との窓口

1つ目は、「お世話」です。授乳やオムツ変えから始まる身の回りのできないことの手伝いを指します。年齢が小さい時ほどお世話の項目は多くなるので、子どもが小学生になるくらいまでは、ここが大変でしょう。お世話を早めに手放していくことは、子どもの自立全般に通じます。

2つ目は、「愛」です。親の愛をたくさん注ぐこと。愛をしっかり注ぐことは、精神的自立に繋がり、心身の健康を育みます。

3つ目は、「社会との窓口」です。子どもは親を通じて、世の中を知っていきます。子どもの価値観の形成は、親の影響が大きいものです。子どもとの接し方を考える時、自分の人生や生き方を振り返ることにも繋がるはずです。社会の窓口の役割を果たすことで、経済的自立や人間関係など大人になってからの生き方に影響を与えます。

紹介する内容は、母親の仕事の有無に関わらず、できることばかりです。さまざまな背景の女性に読んでいただけたら嬉しいです。また、男性にも読んでいただけると嬉しいです。

働く母親は、一緒にいる時間が少なく、自分に罪悪感を抱きがちだと思います。この本は、一貫して子育てしながら働く女性向けに書いていますが、専業主婦の母親は、家にいるから「このくらいやなくては」と自分を追い込んでいると思います。また、自分がいるからと、子どもを預けて自分の時間を作ることに罪悪感を抱えていると思います。そんな罪悪感を持っている人には、特に読んでほしいです。罪悪感を感じずに、子どもの自立という未来を見据え、子育てを楽しむきっかけにしていただけたら幸いです。

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書籍企画「私の子育てで大事にしてること」みんなの声一挙大公開!
105人の中でも、本書で紹介しきれなかった方の声の他に、読者の方や本書の企画に賛同してくださった方々の「子育てで大事にしてること」をご紹介します。

目次

はじめに

第1章  子育ての常識は変わる
● 常識に従った子育ては、時代遅れになる可能性がある
● これからは自分の心の声を聞いて行動できる人が増えていく

第2章  忙しいからこそ自立を促す子育て
● 4児の母「包丁は3歳から持たせる」
● 子育ての目標を決める
● 子どもに家事をお願いする事例の色々

第3章  忙しいからこそきちんと愛を伝える子育て
● 「愛してる」は自立に繋がる
● 親切とは「親を切る」と書く

第4章  忙しいからこそ自分で考える力を養う子育て
● 独学で中学受験に成功−―娘の人格やできることを信じて応援
● 自分で考える力を養う第一歩は、本人の気持ち

第5章  忙しいからこそ親の背中の見せ方が大事
● 親が自分の人生を楽しんでいい
● 子どもに親の姿勢は伝わっている

第6章  スペシャルサンクス ―仕事も子育ても笑顔でいられる理由―

あとがき

※掲載されている肩書きや年齢などは、原則2020年2月〜5月の取材当時のものになります。(一部状況に合わせて修正している箇所もあります。)

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ダウンロード可能になるのは、販売日11/27です。
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