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価値を高め続けるための業績

こんにちは、WORK Design Libraryです。
業績とはなんのためにあるか。コロナ禍で本当に大変な時にある方もいらっしゃるかと思います。なぜ私たちは業績を上げ続ける必要があるのかについて、少し考えてみたいと思います。

なぜ業績をあげるのか

会社のBeingが目に見える形(Doing)となって、お客様に選んでいただける。その価値を感じていただけるため、対価が届く。その総和が、会社の業績となる。とてもシンプルな話ですが、日々の仕事においては、なかなかそこまで考えが及ばないこともよくあります。豊かになり相手に配慮がある優しい日本人には、お金をいただくことが申し訳ないと思っている人も少なくないように見えます。

多くの学生や若手ビジネスマンと話すとこんなことを話す方がいらっしゃいます。

「会社ですから利益も追わなければいけません」。
「ビジネスですから業績・結果が重要です」。

この場合の、業績というものに対する理解も薄いように感じます。

ある高名な経営学者の方にこのように指摘されたことがあります。

「業績を数字だけで追っているうちは大したことはない。数字なんてものはいくらでもお化粧してごまかすことができる。短期的な数字だけではなく、実(じつ)が大切なんだ。君たちは数字で会社の状況を説明しようとしているが、そんなことよりも大切なことがたくさんあるだろう」と。

会社がまだ若い頃にこのようなことを言われて、答えが出せないまま、私たちも常に考え、迷いながらやってきました。会社と仕事と業績は何のためにあるかということ。

それは会社の提供価値をより高くするため、提供価値を磨くためだと考えています。

組織開発や、新規事業の開拓などの投資も、すべてはその会社がお客様に商品として届ける提供価値を磨き続けるために存在しています。そして適切な利益を得ることによって、様々な投資を行い続けることができるようになるのです。

提供価値の飽くなき追求

よく、投資することは業績のためだと考える人がいますが、業績はあくまで価値の総和です。その会社が世の中に提供したい価値の総和を上げるため、つまり会社のBeingをDoingとしてよりよく表現してお客様に届けることに意味があります。

短期的に業績だけを上げるのであれば、戦術やコスト・再投資や無駄を抑えるだけでも、ある一定の効果を得られます。しかし、簡単にうまくいくことは、すぐに誰かに真似をされてしまいます。もしかしたら、今は存在していない、他の脅威が現れてくるかもしれません。

だからこそ、その会社が提供したい価値を磨き続けること。もっと良い商品を生み出していくこと。提供価値の飽くなき追求が、よりお客様に選ばれ続けることに繋がっていくと私たちは考えています。そしてその提供価値の総和が業績であり、その業績を使ってさらに提供価値を上げること。業績とはこのようなものだと理解しています。

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