勝手にベスト of YUKI
こんにちは。
Z世代の人(?)はアーティストの名前を覚えてないことが多いと聞きました。
サブスクや動画コンテンツで音楽を聴いているので、曲ごとに好きor嫌いはあっても、そのアーティストの他の曲を聞くところまでいかなくて、いわゆる「箱推し」は減っているんだとか、なんとか。
私もその先駆け…ではないですが、「この人の曲は全部聴いてます」みたいなことはあまりなく、その時々で好きな曲をつまみ食いする視聴スタイル。
とはいえ、「気づけばこの人の曲ばかりつまみ食いしてる気がするな」というアーティストの一人や二人はいるものです。
その一人がYUKI。
いまさら説明することもないですが、元JUDY AND MARYのボーカルとしても有名な方です。
確実に「ハマって」いたのは高校生の時。
当時はサブスク文化がまだなくて、貧乏学生なのでTSUTAYAで借りたアルバムをひたすら何周も聴いていたんですよね。当時聴いていた曲は歌詞もだいたい覚えていて、今でも一緒に口ずさめる。
その安心感からかもしれませんが、大学生になっても社会人になっても、ふとした瞬間に「YUKIちゃんの曲が聴きたい!」と思うことがあるのです。
そんなわけで、今回は私の好きなYUKIちゃんの曲をベスト3形式でご紹介したいと思います。
各音楽サイトのリンクも貼っておくので、気になった方はぜひ聴いてみてください。
1位 『揺れるスカート』
2024年10月現在一番ハマってる曲。
YUKIちゃんが色んな曲で語ってきたことがこの1曲に詰まっている気がするからかな、と
キャッチーなメロディとどこか緊迫感のある音に、ぐわっと心をかき乱される感じが凄く好きです。
同じアルバムの『ハンサムなピルエット』も好きで迷った〜これもお洒落なのでぜひ聴いてください。
2位 『FLY』
『fly』は曲のタイトルで、『FLY』はアルバムのタイトルです。今回選んだ2位は『FLY』なので、そう、アルバムです。
ベスト3形式で16曲入りのアルバムをランクインさせるのは邪道過ぎる。わかってる!
ですが、やはり好きで…オススメしたい欲が止められませんでした。バラエティに富んでいて、全部洒落てる。
当時のインタビューもよく覚えています。
実験的(にみえる)曲も多いですし、やや中級者向けで、最初に聴くアルバムではないかもしれません。
でもYUKIちゃんの有名な曲を数曲聴いていただいてからこのアルバムを通すと、新鮮な魅力に引き込まれると思います。
目まぐるしく変わる世界観に最初は混乱するかもしれませんが、あの曲良かったな、ってもう一度聴きたくなる曲ばかりなので、繰り返してるうちに馴染んでくるんじゃないかな〜と思います。
『君はスーパーラジカル』から『眼鏡を外して』までのレディなムードが憎いんですよね…シャッフル再生はせず、ぜひ一度は通して聞いていただきたい一枚です!
3位 『泣かない女はいない』
私の勝手な時代感なんですが、
平成 私はこういう人なんです、を主張してきた時代
令和 一人一人違う。みんなそれぞれで幸せになるべき…だよね?の時代
と思っていて、それこそYUKIちゃんの曲も、みんなに「自分らしさ」を大切にする勇気を与えてきたものの一つなんじゃないかと感じています。
SNSの普及などで一人一人の声が大きくなる時代の中で、少し呼吸が楽になるような歌詞。
『泣かない女はいない』を聴いていると、令和になってもYUKIちゃんとYUKIちゃんの曲は私たちに寄り添ってくれるんだなって感じられて好きでした。
いや、YUKIちゃんがどんな気持ちでこの曲を書いたのかは知らないし、ちゃんとした読解もしてないのですが…フィーリングです全て。考えるより勝手に感じています。
みなさんがどう感じたのかもぜひ教えてください。
さて、
18曲ピックアップしても、他にも好きな曲はいっぱいあります。
最近初めて聞いた『揺れるスカート』(出たのは結構前)も好きだったし、『ひみつ』も名曲ですよね…イントロのピアノで何回聴いても心が掴まれます。
『ランデブー』の明るくて切ない歌詞と豪華な曲調があわさる感じも好きだし…上げ出したらキリがない!
YUKIちゃんの曲は、聴いている自分の気分に合わせて形を変える感じがして、
曲に合わせてスキップしたり腕をひらひらさせたりするだけで気分が上がったり、
突き抜けるようなのびやかな声が悲しみを散らしてくれたり
浅く長いお付き合いではありますが、YUKIちゃんの曲は私にとって「風」みたいなものだなと思います。
楽しい時は追い風になるし、落ち込んでる時には寄り添ってくれる。
YUKIちゃんみたいな、しなやかな大人になりたいって、高校生の時に感じていたことを思い出します。
今生の思い出に一度くらいライブに行ってみたいものです。
誰か誘って〜
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