見出し画像

WBUとわたし by ノミゾン♪

ウェルビーイング大学には2020年の5月に入学した。第5期である

入学動機のは同年3月20日のshiawaseシンポジウム。コロナ禍で初のオンラインとなり、運営メンバーの実幸委員会(実行と書かないで実幸)が手探りなイベントの中で、私は本番当日、急遽、家族の事情でシンポジウムには残念ながら参加できず。
しかし参加できなかったことで得られたものがとても大きかった。仲間が率先してフォローしてくれたことで感じたありがたみ、そして今まで感じたことのない信頼感と幸福感。
しあわせを願うメンバーを信じ、委ね、任せる、という素晴らしい経験は、本当のしあわせへの探究心を私に芽生えさせ、社会全体のウェルビーイングをもっと育くみたい、という思いに火をつけた。それがWBU入学への動機に繋がった。

WBUには自主自律と、自分と仲間のウェルビーイングファースト、共同体感覚、他者貢献と尊敬の精神が息づいている。つまり愛に満ち溢れている。
他者への慈愛だけでなく、自分を大切にする自愛にもしっかり目を向けることが受容されている場である。

WBUは本当に多士済々。最初は気後れてしまうくらいだった。私は「鍼灸」という言葉すらマイナーな一介の鍼灸師。一流企業の人もいたり、バリバリのキャリアコンサルタントの人もいたり、大学の先生もいたり、まだ10代なのに情熱的に幸せを研究しようと思う人がいたり、「優秀な人」がいっぱいと思えてたから。
そもそも「ウェルビーイング」に関する語彙はおろか、「しあわせ」に関する書籍も研究論文の存在もほとんど知らなかった。

でも、いろいろな人と語り合って、自分の中を引き出して自分の話をしたり、
その人のあり方に感動したりしていくと、
ああ、なんだみんな同じ人間だった。と改めて気づくようになる。
自分の在り方もまんざら悪くないと、自分自身を好意的に受け容れるようになっていった頃から自分の考えや生き方ってユニークで面白いじゃないか、と心地よく思えるようになっていった。
凸凹だらけの私のあるがままを良い強みとして生かせる空間が私のWBUなのだ。

さて話をWBUに戻そう。

WBUでは授業のほかに課外の部活動が自然発生している。
私は以前「のろけ部」と言う部活を作った。
前野夫妻の会話を聞いていて、相手を思いやる言葉、愛情に溢れた言葉、「のろけ」が溢れ出ている。人の幸せののろけ話を聴くのはきっと心と体の健康に良いというのが私なりの仮説であり、創部のきっかけだった。
のろけ部ではとうごんや、今は在学していない仲間たちから、
ヘドニックな愛、ユーダイモニックな愛、性を超えた愛、夫婦を超えた愛
いろいろな愛の形の奥深さを学んだ。現在はこの部活は休止中であるがいつかまた息を吹き込み活動してみたい。

200人以上いるWBU生を15人ごと12ほどに分けたクラス活動もまた魅力である。
たとえば、ある時はポジティブ心理学の雄、マーティン・セリグマンを研究することになった。この「マーティン組」当時のクラスメイトと語り合う時間は本当に温かくて楽しかった。今もクラス活動を越えた絆が続いている。
直近では、「切磋琢磨組」というクラスに所属中。
前述したウェルビーイングダイアログカードを生かし、ダイアログカードファシリテーターの役割を生かすことで何が生まれるかという、楽しみな交流と実験を続けている。
プランド・ハップンスタンスで繋がったクラスメイトとどのような関係性を築き、どのような活動をし、どう昇華させていくかは、それぞれのタイムマネジメントも然り、人間同士がいかに尊重して響き合い、共鳴共感するかしだい。
とはいえ、自分が意図せず組み込まれたコミュニティで、自分の知ってる世界では会えない人と出会い友達になるというのは大人になってからではなかなか刺激的であり
これもまた私にとってWBUの大きな魅力である。

自分の選択を尊重し、相手に心を込めて、夢中で取り組めば世界は限りなく幸せいっぱいに広がる。
仲間たちの文殊の知恵と自分の小さな1歩の行動でどんなことでもなんとかなる。
WBUのみんな、いつも本当にどうもありがとう。

ノミゾン♪


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?