ウェルビーイング大学と私 ~創発と紐帯~ by なるし~
毎週月曜朝6:30、チームWBU∞(インフィニティ)のメンバーとFacebookLiveでの朝活を一年続けている。Liveは、Shiawase讃歌の歌唱、Shiawase体操、ShiawaseDance、そしてウェルビーイングに関するゆるい対話の構成になっている。(記事は2021年年末時点)
チームWBU∞は、2020年度ウェルビーイング大学で初めて編成されたクラス、たつ組のメンバーから成る。クラス編成時前野隆司学長からは、ティール組織のように各クラス自由な活動をして欲しいというオーダーがあった。私たちは校歌の創作を試みた。隆司学長の提唱する『幸せの四因子』をもとに歌詞を創り、幸せなら手を叩こうのメロディーに乗せた。
第1因子 やってみよう
第2因子 ありがとう
第3因子 なんとかなる前向きに
第4因子 あなたらしく
さあ、なんでもやってみよう
さあ、なんでもやってみよう
うまくいってもだめでもいいじゃない
さあ、なんでもやってみよう
きょうもいちにちありがとう
うんでくれてありがとう
ありがとうでみんなつながって
あすもみんなでありがとう
ほら、なんとかなるものさ
ほら、なんとかなるものさ
いまはみえないあしたがこわくても
ほら、なんとかなるものさ
ほら、ありのままわたし
ほら、ありのままのわたし
ほら、いきをするだけですばらしい
ほら、ありのままのわたし
さあ、みんなでひろげよう
さあ、みんなでひろげよう
しあわせ四因子をひろげよう
ウェルビーイングユニバーシティ♪
メンバーが各自歌って録音したものを、プロの音楽家である「ろまん」さんが編曲、合唱に仕立ててくださった。そして校歌としてだけでなく、多くの方に親しんで頂こうと、1番と6番を省いたものを『Shiawase讃歌』として朝活で歌い続けている。
https://youtu.be/zcXqzRyKCyk
Shiawase体操は、当時筑波大学の体育学博士課程在籍のWBU∞メンバー「たっくん」が考案してくれたものだ。『Shiawase讃歌』に併せて身体を動かす。四因子それぞれに基本ポーズが設定されている。ポーズをとることで、自然と気持ちがポジティブになり幸福感が高まるようデザインされている。
https://youtu.be/05kTepDMIko
ShiawaseDanceは、安室奈美恵さんなどの振り付けを手掛けたプロの振付師冬子さんに振り付けをしていただいた。WBU∞メンバー元ダンス部「はるみん」のおかげだ。はるみんの特訓を受け、ダンスとは無縁だった私たちもなんとか踊ることができるようになった。今では自然に身体が動き、踊ることを楽しんでいる。
https://youtu.be/gDZURXS5EYY
WBU∞メンバー以外にも多くの方にご協力いただいた。デザイン部の「ななえ」さんは、ウェルビーイング大学のTシャツのデザインをして下さり、私たちのユニフォームとなっている。メンバー「よこよこ」のお子さんたちが歌詞の英訳をしてくれた。
私たちを支えてくれた多くのギブに感謝は尽きない。
WBU∞は目的があって集まったメンバーではない。クラス編成時たまたまグループ分けされたにすぎない。隆司学長は、クラス編成時、クラス活動による計画的偶発性を狙っていると話していた。計画的偶発性は、スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授らが提唱したキャリア理論としてよく知られている。偶然の出会いによって巻き起こる創発を楽しんで!という隆司学長の企みに私たちはまんまと乗っかった。私たちWBU∞はクラス活動の約半年間を通じ、強い紐帯を形成した。そして解散後はその関係はゆるやかな紐帯となってお互いを応援している。がしかし、ひとたび誰かと誰かの目的が一致するや否や再び強い紐帯に戻り、共に挑戦をする仲間となる。
ウェルビーイング大学は、クラス活動の他に自主的な部活動も多数ある。ウェルビーイングという共通のテーマを指向する多様なメンバーと多様な活動を通じて出会い、創発を楽しんでいる。
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