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8:自分の本音がわからない時|なんでもノートthe BIBLE

「結局自分はどうしたいのか、がわかりません」
私がセッションでよく聞く言葉です。

・仕事を辞めたいのか続けたいのかわからない
・別れた人を諦めたくないのか前に進みたいのかわからない
なんかはよくある質問ですが

多くの人が

「どっちが本音なんだろう。。。」

と矛盾に悩みもがいています。

なんでもノートは、「どんな自分もOK」のノートです。
だから、どんな矛盾も全部OKです。
なんでもノート委員会(ってか私)的には
「どっちの思いも否定せず書くべし」がガイドラインです。

仕事辞める辞めない問題について例を書くと
こんな感じです。

「あ〜〜仕事辞めたい…
いや、辞めたいってか行きたくない。
転職したい!
うん?あの会社じゃなきゃいいのか?

まてまてまて、まず真実を並べてみよう。

・今の会社クソは真実
・上司が特にクソも真実
・仕事は〇〇はやりたくないけど、○○している時は楽しい。真実。
・新しい仕事をしてみたいのも真実
・でも何したいのかわかっていないのも真実
・でもちょっと休みたいのも真実
・そんなことしているほどお金ないって思っているのも真実
・年齢的な焦り…認めたくないけど、焦ってるねえ。真実。
・キャリア積んだ方がいいんだろうなと思ってるのも真実。
・そんなことこの時代に関係なくね?真実。
・結婚して養ってもらいたい、真実。
・そんな女じゃない!って叫びたい。真実。
・また転職するって親に言いたくない…真実。
・考えるのも面倒になってきた。真実。」

こんなふうに全て書き出します。

どうでしょう。
人は数秒でこれだけのことを脳内で喋ってます。

でも書き出さないと、
これら全てが一緒くたの団子になって
「仕事辞めるか辞めないか問題」
というラベルが貼られ

辞める OR 辞めない

の二択で答えを出そうとします。

でも実際はこの一つの問題の中に
ありとあらゆる葛藤が隠れていることがわかります。

わかったら、「真実」を全部認めていきます。

・新しい仕事をしてみたい。OK。
・でも何したいのかわかっていない。だね。
・でもちょっと休みたい。わかる〜。

こんな感じで、なんでもいいです。
わかる〜、とか、OK、了解、といった感じで
自分にとって抵抗のない言葉で全部認めます。

「認める」とは「承認」ではなく
チェックリストにチェックを入れるように
ただ「確認」する感じです。

確認するだけなのに、ある思いに対して
「そんなこと思うなんて…」と葛藤が湧いてきたら
そこは更に深掘りして書き出してあげるといいでしょう。

全部を確認できたら、あとは放っておきます。
答えを出そうとしないでください。
(とにかく4ナイ使ってね!!遠回りしない秘技です。)


「葛藤」は「どちらかが正しい」という二元性の中では解(ほど)けません。
「どちらもある」と知ることによってニュートラルになり
それを持ったままでも前に進めるようになります。※注
目の前の出来事は、抱えているすべての葛藤を認識するために起きているにすぎないからです。

そのうちふと、頭で考えていないのに
「あ、うまくやろうと思わずもう少し働こう。それで○月頃辞めよう。」
例えばそんな風に自分なりの答えが出ます。

おめでとう。
「矛盾を生きる」をマスターしました👏

またね👋😃👋👼


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※注:こうすると、目の前の皿をしっかり食べ切ったことになります。
 目の前の皿って何?って方はこちら↓


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