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ジャンラ!


 皆さん、こんにちは。ジャージに頭を突っ込んで、ジャミラ! ってやった事あるよね? 木賃ふくよし(芸名)です。
 え? 何ソレ? えっ? ウルトラマンに出てきた怪獣ジャミラを知らないですって!?

 某国の宇宙飛行士だったジャミラは、遭難事故で水のない惑星に不時着し、救助を待つも、助けは来なかった。その間に肉体は惑星に適応し、その姿は怪獣となってしまった。
 そして、自分を見捨てた祖国に復讐すべく、怪獣ジャミラは地球へと来襲する。そして、科特隊パリ本部が下した決断は、ジャミラが元々地球人であったという事実を隠匿したまま、ただ襲ってきた怪獣として倒せという非常なものだった。
 怪獣となったジャミラは皮肉にも水に耐性がなくなっており、水による攻撃で葬られるのであった。

 というウルトラマンの中でも屈指の名エピソードですよ?

 いいですか?


 本日の話題はジャミラではなく、ジャンル。


 (´°Д°)」 ジャしか合ってねえじゃねえか!


 とお思いの方も多いかと思いますが、違います。ジャミラの祖国は明示されていませんが、墓標にはフランス語が銘じられている。また、科特隊の本部がパリであること。そして、ジャミラの名前の由来が、アルジェリア独立運動家(フランスからの独立)のジャミラ・ブーパシャである事などから、フランスに縁がある事は間違いない。

 そして、日本では外来語として一般化しているジャンル(genre)という言葉は、フランス語由来である。
 そしてフランス語由来なので、発音は「ジャンル」と言うより「ジャンラ」の方が近い。マジで。

 つまり、ジャミラとジャンラは密接な関係があると言える。という無理矢理なこじつけを考えてみたんですがどうですか駄目ですかそうですか。

 さて。そんな訳で本日の話題は「ジャンル」です。ジャンルには種類、様式、領域などといった意味があり、要はカテゴリとか区分訳ですね。

 ただ、分類学としてのカテゴライズは面白いと思うのですが、ぶっちゃけジャンル分けって無意味じゃね? とは思うのです。

 日本でローカライズされ、本国にさえ逆輸入されるラーメンは日本食なのか、日本料理なのか、中華料理なのか、それとも日本の料理なのか。そして新たに、日式麺が中国で発展した場合、それは何料理なのか。
 分類学としては非常に面白いが、現実問題で言うと、


 (´°Д°)」 どうでもいい。


 我々は美味いラーメンが食べたいのであって、それが何料理かは結論から言うと重要ではない。
 例えば、2021年現在「日本原産と考えられている野菜」は10種類に満たないのだ。

 自然薯(じねんじょ/ヤマイモ)
 独活(うど)
 茗荷(みょうが)
 芹(せり)
 三葉(みつば)
 明日葉(あしたば)
 山葵(わさび)
 蕗(ふき)


 わずかコレぐらいなのである。こーゆーのは学問としては非常に興味深いが、日本原産の野菜のみを使わなければ日本食とは認めない!なんて言い出すと面倒なだけである。

 ワタクシの中ではアボカドはフルーツだし、イチゴもスイカもメロンもフルーツトマトも野菜なのだ。ジャンル的には。

 だが、イチゴもメロンも主にフルーツとして、フルーツ扱いして食う。
 そりゃ、完熟アボカドを練ったデザートも美味いし、スイカの皮で作る漬物も大好きだが、主にアボカドは野菜として扱うし、スイカもフルーツとして扱う。そんなもんだ。

 だから、カテゴライズ自体は大層な意味を持たないと言うのがワタクシの考えである。

 だが確かに、「気分がそれじゃない」って時は存在するのだ。


 (´・Д・)」 なんか中華が食いてえなあ、って時に、


 「米蘭軒」って古そうな飯屋を発見。


 中華だと思って入ったら、「ミラノ軒」ってイタリア料理屋でした。的な。

 ※ 米蘭=ミラノ。


 いや、割と美味しかったし、お値段以上だったけど、 


 (´・Д・)」 ゴマ油が欲しかったのよね。


 もこみtオリーブオイルじゃなくて。って瞬間は間違いなくある。

 そういや、ウチの家に住んでるアレクサに「音楽かけて」と話しかけると、テキトーに曲を流してくれる。デフォルトだとAmazonミュージックからテキトーに掛けてくれる。金を払ってないからCMと金を払え!って催促が面倒ではあるが、無料なので文句は言うまい。

 あと、ジャンルも「洋楽」とか「ロック」とか「プログレ」とか「ハードロック」「メタル」とか指定できるし、「メガデスかけて」「カーカスかけて」なんてバンド名を言うと、近しいジャンルの曲が再生されます。また、「ペインキラーかけて」「ヘディング フォー トゥモローかけて」なんて曲名指定すると、似た感じの曲が選ばれます。

 しかし、「ロック」を指定しても、


 (´-Д-)」 いや、これはポップスじゃね?


 とか、「メタル」を指定しても、


 (´°Д°)」 全然メタルじゃねぇだろ!?


 とか、そのバンド同士の繋がりって国籍ぐらいじゃね? とか、微妙なジャンル分けをしてきやがります。いや、仕方ないんですが、「メタルを聴きたい!」って気分の時に「コレジャナイ」気分にさせられるのは、確かに微妙。ジャンル分けの必要性を感じた瞬間である。

 ちなみに、先日「ソナタ・アークティカをかけて」って言ったら、割とコテコテのシンフォニック・メタルばかりが選曲され、割と満足である。

 ※ ソナタ ・アークティカ。無駄にドラマティックで大仰でメロディアスで泣かせに来る、くどくて臭いバンド。
 ※ シンフォニック・メタル。無駄にドラマティックで大仰でメロディアスで泣かせに来る、くどくて臭いメタル。



 なかなかにコテコテの選曲で、ワタクシは大満足だったんですが、


 (´・Д・)」 2時間ぐらいで

 食傷気味になったわ。



 ※ 有名曲ばかりが選曲される傾向にあり、シンフォニック・メタルの中でも売れた曲となると、更にくどい曲ばかりになる。
 ※ サシの入った牛肉をラードで焼き、溶かしガーリックバターを掛けて、チーズを乗せて焼いた上から、サワークリームを乗せ、付け合わせは豚バラのカツのクリームソークがけとフォアグラと仔牛の脳味噌のフリットを食わされる感じ。



 (´・Д・)」 やっぱり、物語性があって強弱や緩急のあるアルバムってよく出来てるんだな、と再確認したわ。



 ※ この記事はすべて無料で読めますが、Amazonミュージックの月額300円ぐらい?を気に掛けず払えるようになりたいので、投げ銭(¥100)とかサポートをお願いします。まぁ、音楽の前にまずは家賃と食費ですが。
 なお、この先には、かなりどうでもいいワタクシの音楽観が書かれています。


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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。