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異能者


 皆さん、こんにちは。生まれながらのPS(追伸) 木賃ふくよし(芸名)です。
 さて。本日は異能者についての話をしてみたいと思います。ええ。

 異能者と言っても、伊能忠敬の話ではありません。

 まあ、伊能忠敬の測量技術がヤバすぎて、もはや異能忠敬なんじゃねーの? って気もしますが、異能忠敬ってネタは8年ぐらい前にネットで話題になってたので、今回はその話じゃありません。

 そもそも伊能忠敬は異・能力じゃなくて超・能力です。

 超能力については、以前こちらに書いているので参考にしていただくとして、


 そう。超能力や異能力についての定義は色々あるだろうが、わかりやすく説明しよう。

 男性の右手の握力が45kgだとしたら、まあ、普通である。
 つまり、「通常能力」である。

 ここで、その握力が70kgとか80kgあったら、「高能力」である。
 高能力と言っても、エスパー伊東ではない。

 ちなみに人類最高の握力はマグナス・サミュエルソン(名前からして強そう)の


 192kg


 (´°Д°)」 ゴリラかよ。


 ※ ゴリラの握力は400~500kgとされる。


 また、人間の能力は概ね20歳をピークに下がり始めるなんて言いますが、握力は完全に別枠。
 男性の握力ピークは35~39歳で、47.64kgで、
 女性の場合は29.21kgで、ピーク年齢帯は45~49歳だったりする。


 なお、これら握力の閑話は完全に文字数を埋める為のモノであり、本編の異能力とはあまり関係ない。


 (´・Д・)」 まあ、握力が100kgを超えてたら、もはや高能力を越えて超能力だと思うが、要するに、200kgでも300kgでも、何なら600kgでも800kgでも超能力あるいは高能力なのである。

 だが、右手に握ったものは相手の握力や物質の硬度に関係なく、物理法則を無視して握り潰せるとしたら、それはもはや、

 異能力なのである。


 おわかりいただけるだろうか。
 そう。能力の有用性だの数値の高さは関係ない。
 要するにテレキネシス(念動力)やパイロキネシス(火炎操作能力)なんてのは超能力ではなく、異能力なのである。

 そう。

 起きている現象は同じでも、表情から相手の心を読むのは高能力か超能力。
 心をテレパシーで読み取るのは異能力なのである。

 つまり、相手の昨日の晩飯を言い当てたり、自分の意思だけで相手の鼻毛を3本抜け落ちさせたり、呪った相手の割り箸が綺麗に割れないようにするのは異能力。
 それが使えるのは異能者なのである。

 まあ、この定義で合ってるかどうかは知らないけど、人の能力の延長上にあるモノは高能力や超能力でしかなく、

 本来なら実現不可能な現象を引き起こしている者が異能者、という事ではないだろうか。

 某アニメで超電磁砲が放てるヒロインが格上で、テレポートできるサブキャラの方が格下だったけれど、ワタクシからするとテレポートの方がヤバい能力だろ、と。

 更にサブキャラクターが、手に持っている物の温度を一定に保つという能力を持っており、

 ・手の中に収まる大きさ。
 ・手に持てる温度に限定。


 である為、ショボい能力扱いされてるけど、

 物理法則無視してるやん? 宇宙の法則狂わせてるやん?


 と、作中の能力の凄さがわからなくなりました。はい。
 まあ、いずれにせよ、最愛に比べたら最強なんて! というニュアンスで「異能力」に比べたら「超能力」なんて!と思う次第な訳ですよ。ええ。

 実際、そーゆー意味では異能力者に会った事もないし、異能力も見た事がないので、実在しない異能力よりは、


 高・超能力の方が
 断然好きですけどもね。


 いや、フィクションにおける異能力バトルは大好きですけどね。特にサイボーグoo9辺りを始祖とする一個人一能力持ちみたいな作品(oo9は異能者が少ないけど)は大好きだし。アメコミ好きなのでX-MENとかね。

 で。今日なんでこんな話をしてるかと言いますとね、

 先程のリンクにも書いたが、人間の超感覚と言うのは凄い。
 1kg先の的を銃弾で撃ち抜いたり、0.1ミクロンの傾斜や段差を計測できたり。
 研ぎ澄まされた人間の感覚と言うのは、

 まさに超能力と呼ぶに相応しい訳である。


 だが、これも見方を変えれば大層な事でもない気がするのだ。
 我々は日常の中で、とんでもない超能力を常用している。例えば、


 0.05mmのセロテープを
 爪先で感知したり、


 0.01mmのビニールシートの
 境目を指先で感知できている。



 素足で髪の毛を踏ん付けると
 感知できるのが人間である。


 実際、0.01mmのコンドームなんて
 ものすごい壁だと感じる訳だ。


 (´・Д・)」 あまりにも日常過ぎて、凄いことをしている事に気付けていないのではないか、と気付いたのである。
 あ。コンドームに無縁な奴には日常じゃないかも知れんが、それはまた別の話。

 しかし、0.01mmはどうやら割と人間が感知できるレベルだとして、0.005mm



 すなわち5ミクロン
 となればどうだろう?



 って思ったけど、


 蜘蛛の糸が
 一本絡みついただけで、
 ものすごい不快感


 なので割とフツーなんじゃないかと思った次第です。



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 なお、この先には前述の0.01mmの壁について少しだけ追記(PS)があります。


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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。