無差別戦隊! ポリコレンジャー!
皆さん、こんにちは。我々は平等に無価値である。木賃ふくよし(芸名)です。
差別を許さない平等主義のハートマン軍曹は、我々自身には両生類のクソを掻き集めた程の価値もないと事を教えてくれました。これぞ真の平等主義ですね。ええ。
さて。これは先日、職場での出来事が発端なのですが、ワタクシのバイト先にはワタクシが勤める会社の他に、もう一社だけ別の会社が入ってます。まるで別の会社なので、特に接点とかはないのですが、同じ部屋で働いているので挨拶とかはフツーにしますし、時には、ちょっとした世間話なんかもします。
概ね「今日、そちらさんは忙しいですか?」的な会話なのですが、今日は少し違いました。他社の人に話しかけられたんですが、内容はこんな感じ。
(・ω・) そう言えば、バイトの子ですかね? Kさんっていましたよね? 最近見なくなっちゃいましたけど、辞めちゃったんですか?
(´・Д・)」 えっ、、、?
(・ω・) どうしました?
(´・Д・)」 さっき、
この場にいた子が
Kさんですよ?
( °ω° ) えっ? マジで?
怪談的な話ではなく、最近見ない理由は明白である。ワタクシの職場がキッチンと売場に分かれており、ワタクシが主にキッチンに立つ事になったので、Kさんは売場がメインになっただけの事。
ただ、フツーに出勤してるし、フツーにキッチンにも入ったりしてる。シフトの問題だろうか、単に出くわす機会が激減しただけだとは思うが、「辞めたかも」と思えるほど会ってない事もないだろうし、てか、さっき顔を合わせてます。
(´・Д・)」 いや、ワタクシはまだ入って2ヶ月ですから、ワタクシの知らないKさんって可能性は否めませんが、この2ヶ月会ってないって訳でもなければ、多分、今のKさんがそのKさんです。
(・ω・) マジか。全然別人だと思ってた。
まあ、信じられない間違いだとは思わない。そんなに顔を合わす訳でもないし、お互い業務があるし、別会社だし、会話しまくる訳でもないのだ。しかも、キッチンの構造上、基本的に背中合わせだし。
更に、今のコ ロ ナ騒ぎの世の中である。マスクで顔が隠れているから、わかりにくいのも自明の理だ。更にはコック帽を被っているため、顔の大半は隠されている。
しかもどうやら、最近、髪の色を変えたらしく、そりゃ間違うのも仕方ない。実際ワタクシだって、同僚の素顔をほとんど知らないのである。時間帯的にほとんど顔を合わさない人もいるぐらいだし、他社ともなればわからなくて当然とも言えるだろう。
しかし、そのままにしておくのも気まずいので、フォローがてら、軽く斬り込んでみた。
(´・∀・)」 あー、さては、
若い子の顔が
みんな同じに見える
おじさん化現象ですか?
(・ω・) ありゃー。
でも、冗談抜きで、
それはあるかも知れない。
アイドルとか同じ顔に見えますもん。
ィャ、素直に認められると困るんだが、まぁいいや。
(´・Д・)」 あー。ワタクシも
韓国のアイドルグループとか
全員同じ顔に見えますよ。
メイク? とかファッションが画一化され過ぎてて。
(・ω・) おっさん化してくると、
段々そうなって来ますよね。
この間も、韓国のアイドルグループがTVに出てて、
『この子、日本語うまいね』って言ったら、奥さんに、
( ´ ▽ ` ;) 「その子は日本人」
ってツッコミを入れられて、
こんなん罠じゃん!
ってなりました。
(´・Д・)」 えっ? 韓国のアイドルグループなのに、
日本人のメンバーがいたりするんですか?
(・ω・) いるみたいです。
(´・Д・)」 そりゃ完全に罠ですなー。
ワタクシも絶対に引っかかりますわ。
てな話をしていて、少し考えてみた。
そう。ワタクシは所謂「萌えアニメ」の美少女キャラクタの顔の区別が付かない。
コレなんかが良い例である。
無論、アイドルの顔も区別が付かない。割と「大丈夫?」って心配されるレベルで区別が付かない。
しかし、横山光輝版「三国志」のキャラクタの区別は大体つく。
記憶力の減退も要因ではあるが、ぶっちゃけ、
興味がないのである。
萌えアニメにもアイドルにも興味がないから、そもそも覚える気がないのである。
若い子が恋愛対象から離れちゃったおっさんとしては、そーゆー意味でも記憶できなくなっているのではないだろうか。
いや、若い子は恋愛対象だし覚えられる!っておっさんも多いだろうが、概ね、おっさん側の下心に関わらず、若い子の恋愛対象から外れている事は否めないし、向こうの恋愛対象から外れるって事は、盛大な空振りをする事になる。ワタクシみたいな面倒臭がり屋は空振りするのも面倒なので、そーゆー意味でも恋愛対象から外れるのだ。
まぁ、記憶力の減退や興味の熱量不足が要因なのだろう。
アニメや漫画の美少女にも、アイドルにも興味がない。だから同じ顔に見えてしまう。
そこで、ふと考えたのだが、近年、ハリウッドなんかの映画業界では、何かとポリコレがうるさい。
※ ポリティカル・コレクトネス。「政治的に正しい」の意。平等や公平、公正による行き過ぎた息苦しさを揶揄する言葉だったが、近頃は揶揄されていた側が「我々の方が政治的に正しいのだ!」と、ガベル(裁判用の木槌)でブン殴るような使われ方をされるようになった。要は大義名分であり、正当化。
ハリウッド映画で言うと要するに、原作では黒人だったキャラクタを白人が演じ(ホワイトウォッシング)て問題になった過去の例などを踏まえ、現実世界に即した人種比率にしなければならない、という協定である。
近頃は逆に、原作で白人だったキャラクタを黒人が演じ(ブラックウォッシング)て問題になったりするケースも。
要はややこしいクレーム団体に目を付けられないよう、色んな人種や性別を出しましょう、という協定である。
ワタクシは、よりリアルなドキュメントも好きだし、リアリティのある作品も好みだ。しかし、それよりもフィクションに冷める現実を持って来られる方が勘弁して欲しい派。
ただ、もしかすると、こーゆー可能性があるのではないだろうか。
白人
黄色人種
ヒスパニック
黒人
女性
ゴレンジャーみたいに
色分けしないと、
登場人物が誰が誰だか
わからなくなって来たから
人種問題を大義名分にしてるだけ。
(´・Д・)」 うむ。どっちにしても大迷惑だ。
※ この記事はすべて無料で読めますが、お気に召しましたら投げ銭(¥300)をお願いします。
なお、この先にはポリコレの次はコレだ!って言葉について書かれています。
ここから先は
¥ 300
(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。