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お金であそぼ


 皆さん、こんにちは。


 (´°Д°)」お金で
 遊ぶんじゃありません!


 木賃もくちんふくよし(芸名)です。何言ってんですか?


 (´°Д°)」 金は
 遊ぶために
 あるんじゃい!!


 はい。そんな訳で、本日は少しばかり、お金についてのお話をさせて頂きたいと思います。


 (´・∀・)」 ワタクシ、お金大好き。


 皆さんの中にも、お金大好きって人は沢山いらっしゃると思います。
 中には「お金なんて嫌いだ」って人もいると思いますので、そーゆー方は今すぐワタクシにご連絡プリーズ。引き取ります。ええ。

 皆さんね?
 お金の事が好きな割に、何だかちっとも、


 (´・Д・)」 お金について
 知ろうとしてないんですよ。


 そもそもお金って何なの? とか、国がお金を刷ってるんだから、いくらでもお金を増やせるのに、どうしてお金をたくさん作っちゃいけないの? とか、為替って何? とか、割と根本的な部分を、


 (´・Д・)」 きちんと
 答えられる人間は
 意外と少ないんですよ。


 例えば、金をじゃんじゃん増刷しちゃいけない理由について問うと、


 ( ・∇・) そりゃ
 インフレが起きるし。


 って答える人は多いんだけど、そもそもインフレって何? って問うと、


 ( ・∇・) お金が沢山あって、
 その価値が下がった状態?


 ってな具合に回答がボヤけてきます。
 なので、更に「つまり、インフレとはどう言う状態になると発生するの?」ってな質問をすると、とうとう答えられなくなる人が多数。

 じゃあ、お前は簡単に説明できんのかよ! って言われると、


 (´・Д・)」 ワタクシも
 専門家じゃないので、
 回答は控えますが。ええ。


 いや、答えられねーのかよ、って言われると、答えられなくはないけど、簡単に説明すると誤解する人が続出するし、そもそも簡単に説明できないぐらい話がややこしいのです。
 そもそもインフレってのはインフレーション、つまり膨張。「物価の上昇を止められない状態」である。
 最もわかりやすくすると、自動車の速度の様なものだと思ってもらいたい。
 早く目的地に着くためには、速度は速い方がいい訳です。しかし、速ければ速いほど事故を起こしやすい。速度が上がり続ければ、一瞬の判断ミスで大事故につながる。
 そして、道路には「法定速度」という制限があったりもする訳です。
 基本的に、物価も収入も緩やかに上昇するのが理想。つまり、道に合わせて適度な速度で走行する事が大事。当然、車が少ない高速道路ならアクセルは踏むべきだし、高速道路でも工事で車線が減ってたら速度は落とさなきゃいけない。下道ならなおのこと速度には注意が必要。
 まあ、渋滞してるのにアクセルベタ踏みするアホはいませんよね? って事です。
 つまり、インフレってのを端的に言い表すと暴走状態。簡単に言えば、速度が出た状態でハンドルやブレーキに異常が出ちゃった感じ。アクセルが戻らないとかね。
 要するに、「物価の上昇」を人為的に止められない状態がインフレ。
 物価自体は上がって行かなきゃダメなので、物価が上がる=インフレ状態ではない。いや、言葉としてはインフレに違いないんだけど。まあ、世間で言う「インフレ」ってのは「ハイパーインフレーション」=「暴走状態」を意味する事が多く、緩やかで穏やかなインフレは「インフレ気味」みたいな表現になりがちなので。

 つまり、物の価格が下がり続ける状態がデフレーションことデフレ。
 デフレスパイラルとか色々言われてましたよね。

 でも、あれ? おかしくない?

 数年前までデフレだデフレだ!デフレをとめろ! 安売り合戦をやめさせろ!政府が悪い!とか言ってたのに、今は軒並み物価が上がってる訳で、なのに誰もインフレだ! とは言わず、


 (´;ω;`) 物価が
 上がってつらたん。


 政府が悪い! みたいな論調になってる。
 これは何故? って話になってくる。まあ、これは国民の平均所得、つまり皆さんの収入が上がってないのに、物価が上がってる状態なんですね。
 じゃあ、収入を上げるにはどうしたらいいの? って話になるんですが、収入を上げるには、


 (´・Д・)」 消費が
 上がらないとダメ。


 コレ、よく逆だと考える人がいるのですが、単純に説明すると、消費が先です。
 例えば、あなたが会社の仕事を死に物狂いで頑張って、大手取引先から2億円の売り上げて、その功績が認められ、昇給したとしましょう。
 昇給したからお金に余裕が出て、そこでようやくお金を使って消費する訳で、




 (´・Д・)」 え? 何?
 昇給が先じゃねーか?




 (´・Д・)」 いえ、2億円の
 売上が先なんですけど?




 ん? じゃあ、その2億は何処から生まれたんだ? ですって?
 コレはですね、お金と物価以外に、次の段階の「資産」の話をしなければなりません。

 資産ってのは、基本的にあらゆるものが資産だと思ってください。そして、あなたが持っているものは、基本的に全てあなたの資産です。


 (´・Д・)」 漫画も靴も
 傘も歯ブラシも米も
 ぜ〜んぶあなたの資産。


 だって、大体のものは、あなたがお金を出して購入した訳ですから、¥100の物には¥100の資産価値がある訳です。
 もちろん、どんどん資産価値が減るもの、食べたらなくなってしまう食料や、英会話教室に払う授業料ソシャゲをブン回す課金なんて形に残らないものもありますが、コレも資産の一種です。
 食べたら動くためのエネルギーや健康を、授業は知識や知恵を、ソシャゲは娯楽という資産を手にする訳ですから。


 ほーら、簡単に説明しても、話がドンドンと複雑になってきましたネ。


 それではここで話をもっと簡単にしてみましょう。


 支払った価格と、買った商品では、どちらに価値があるでしょう?



 1.価格を支払って商品と交換するから、同等。
 2.金を払ってでも欲しいんだから、商品。
 3.商品と引き換えてもらえるんだから、価格。


 (´・Д・)」 答えは、6.

 1+2+3の全部なので。


 ここで、更に「自分は値段ほどの価値を感じない商品」や「誰も欲しがらないけど、自分にとっては大金を投げ打ってでも欲しい商品」が存在していたりして、それがまた市場価格なるものを生み出したりするから、やっぱり話は簡単にはならないのである。

 ただ、ここでハッキリと言えることは、人は、


 (´・Д・)」 幸せを金で
 買って生きてる存在。


 という現実なのである。
 生きて幸せを感じるためには「家」や「飯」がなきゃ厳しい訳で、その幸せを金で買う。
 防犯設備を付けて資産を守り、保険を掛けて安心を買い、音楽や映像という「娯楽」を購入している。
 更なる資産を手にする為に教材を買って勉強。病院や薬や健康食品で健康を買い、車や電車で移動手段を買う。

 金があっても不幸な奴はいるだろうが、金がなくて不幸な連中は山ほどいる。
 金がなくても幸せな奴だっているだろうが、金があって幸福な方が上位互換なのだ。


 悲しいかな。ほとんどの幸福は金で買えるし、金で買えない幸福は、金があったら手に入らない訳ではない。むしろ金がある方が手に入れやすいぐらいだ。
 中には金で買えない幸せもあるだろうが、金がなければ維持できない幸せは沢山ある。金がない方が、より大きい幸福とは何だ? 一体何があると言うのか。
 目に見えるもの、見えないもの、残るもの、消えるもの、色々な幸せが日々、金と交換されている。


 そう。人間の最大の資産こそが、「幸福」なのだ。
 そして、「幸福」という資産の99%は金によって支えられている。


 で。なんでこんな話をしているか、と言いますとですね。


 「宝くじで5億円当たったら、

  仕事を辞めるかどうか」


 という如何にもありきたりな話題が出たからだ。



 (´∇`) 宝くじに当たったら、金利で生活したい♪



 ってな話をよく聞くんですけれども、


 (´・Д・)」 5億を普通預金にしても、

 年利5000円やで。




 (´・Д・)」 いや、マジで。


 (´・Д・)」 ごせんえん。


 あ。定期預金なら、いちまんえん。スーパー定期でにまんえんぐらいになるかなー?
 まあ、時間外に他行からおろしたら数百円取られるけど。


 (´・Д・)」 そりゃ株でもやって失敗してる方がマシだわ。


 あるいは、日本よりは危険だけど海外に預けるとかね。
 それとも、不動産に手を出す? まあ、失敗しても知らんけど。

 で。年収300万ぐらいの人間が必死こいて勤め上げて、生涯収入が1億越え。2億には届かない。
 まあ、老い先の長さや金遣いの荒さなんかはあるだろうけど、5億当たったなら、もう働かず、派手に遊ばず、


 (´・Д・)」 ただ食い潰す方が
 遥かにマシって事なのよね。


 いや、もちろん「趣味」の一環として働いてもいい。単に、身体が鈍るのが嫌だから、ちょいちょい働くなんてのも別に悪くはないと思う。
 だが、働かなくていい状態で、わざわざ働く人間ってのは、中々いないのである。


 (´・Д・)」 ワタクシも1年半
 無職だったけど、働きたいとか
 ぜんっぜん思わなかったし。



 ってな話をしてたら、


 o(`ω´ )」 このクズ人間め!
 人間は働いてないとダメになる!
 金の心配がなくても俺は働く!!


 と豪語していた元上司のインド人は、会社を辞めた後、



 (´・∀・)」 もう1年ぐらい
 働かずにぶくぶく太ってる。



 (ヾノ・∀・`) あーね。

 ※ この記事はすべて無料で読めますが、働きたい人も、働きたくない人も、投げ銭(¥100)をお願いします。
 なお、この先には元上司のインド人の話しか書かれてません。


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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。