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記者と俺のどっちが正しい!?


 皆さん、こんにちは。この話はコレで終わりにしたい、木賃もくちんふくよし(芸名)です。
 コレに端を発する記事は多くなってしまいましたが、

 物議を醸した「記者の20%しか、店が提供した料理を食ってない問題」である。

 ワタクシの体感や実数として、雑誌記者の実に80%は、提供した料理を食わずに記事を書く。
 だが、それは40件ほどの、1軒の店の偏ったデータかも知れないのである。

 実際、寄せられたリプや引用RTでは、約2/3に当たる66%が食べているという意見だった。


 20%と66%では随分な差である。


 別にワタクシは嘘をついてないし、嘘をつくメリットもない。
 では、何故コレほどまでに差が生まれたのか。

 うむ。

 人間は嘘つきだからである。


 そう。ご意見をくださった記者が嘘をついていると言う意味ではない。不特定多数が足並みを揃えて嘘をつく方が難しい。嘘をつくとしたら、ワタクシだ。コレなら嘘つきは1人で事足りる。ワタクシは、この件に関して嘘をついていないが、それだって信用できたものじゃない。
 まず、嘘をつくメリットがないと書いたが、本当はメリットがあるのかも知れない。何とでも言える。そう。スパイ小説や陰謀論(荒唐無稽でない)が好きなので色々考えてみたが、残念ながら、

 極端に数字を誇張して、
 注目を集める炎上法。


 つまり、ホリエモン的炎症商売ぐらいしか、ワタクシが嘘をつくメリットはない。
 しかし、ワタクシは知人に「虚言癖」を持つ人間がいて、彼が如何にして「注目を浴びるために話を誇張するようになったか」そして「周囲から軽んじられたか」を見てきたので、同じ轍を踏みたくはないのである。
 だから、注目を浴びたいという欲がない訳ではないが、むしろコソコソヒソヒソ生きる方が好き。

 そして、もうひとつ。

 人間は簡単に、自分に嘘をつく。


 ワタクシは今言ったように、ヒソヒソコソコソと波風立てず、ドラマティックよりも、穏やかに暮らしたいのである。
 しかし、それさえも本当は「注目を浴びて派手に暮らしたいという欲望」が「叶わぬ」と言う裏返し。つまりルサンチマン的な心理かも知れないのだ。
 想いが叶えられぬ、手が届かぬ片想いは、あの葡萄と同じだ。あの葡萄はきっと甘くない。酸っぱいに違いないと決めつける。
 そう言う可能性がないとは言えない。
 まあ、ワタクシの場合は16歳ぐらいで高校を辞め、職を転々とし、22歳ぐらいで自営業を始め、46歳ぐらいで店が潰れて無職になるという、

 一般から比べると波風立ちまくりなので、

 割と本気で平穏な暮らしに憧れている訳だが。


 それに、嘘をつくのは自分にだけではない。


 自分の記憶にも嘘をついている。


 ワタクシは割と記憶力には自信がある方だ(った)が、それもそのはず、覚えていないのではなく、覚え違いしているのだ。
 だって、忘れている事にさえ気付かない。「自分は覚えている事しか覚えてない」のだから。
 客商売という仕事のせいか、周囲に比べて状況を記憶している事は多い。割と記憶している方だ(った。最近は全然ダメ)。
 しかし、その記憶しているイベントそのものを間違えて思い出していたり、他のイベントと混じっていたり、思い出そうとする行為が記憶を捏造したりする。

 だから、ワタクシは40件の取材の記憶自体を捏造している可能性もあるのだ。
 いや、掲載された雑誌の大半は取り置いているので、40件ぐらいは本当なのだが、取材で起きた出来事なんかは、古ければ25年前である。捏造の可能性がないとは言えない。


 うむ。確かに、

 20%は言い過ぎたかも知れない。




 とでも言うと (´°皿°)」 思ったか? あ?



 記憶違いがあるとしても25%程度だ。



 66%が食ってる? んな訳あるかボケ!



 だから前回の時に、


 アンケートを取ったったわ!!


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 ほれ。コレ見ろ。


 しかも、割と多くの人がわざわざ罪を引用RTで告白してたわ。ありがとうやで。
 もう、面倒だったし、そこまで力も入れてなかったから、有効投票数(3,000票が1つの基準)には遠くなってしまったが、

↑アンケートや数字に関するお話はコチラを参照。


 親の金をくすねたと言う「自分に都合の悪いこと」を自分のアカウントで言えるって人は、親の金をくすねた42%の中の、7%に当たる。
 つまり、1/6しか都合が悪いことは告白しない訳だ。

 無論、現役を離れたから言えるとか、仕事とアカウントには関係ないから言える、アカウントからは身バレしないから言えるなんて細かい差はあるだろう。投票数も347票だから、正確な数字とは言えない。ざっと1/6だ。
 しかし、ここで考えて欲しい。

 寄せられた意見を参考(あくまで参考程度)に「食べている」のが67人、「食べていない」のが33人だと仮定しよう。
 しかし、1/6というアンケートの数字を反映させるなら、

 食べていないと告白した、実に6倍もの人間が、食っていない事を黙っている計算になる。


 つまり、198人が食ってない。
 食ったのは67人。

 総数265の20%は53人。



 (´・Д・)」 ほら。近い数字が出たでしょ。

 年々食べるようになってるとか、地方差や業種差などを考慮したら、割といい数字だと思うんですよね。つまり、ワタクシは盛ってない。

 まあ、ワタクシは算数からして苦手なので、この計算が合ってるのか、そもそも計算方法で大きな勘違いをしているのかはわからない。無論、食ったけど黙ってる人間もいるだろう。
 元より、寄せられた意見の66%が「食った」ってのが一番「体感」なので、この計算自体、かなりあやふやなものである。

 記者側から何軒取材に回って、何パーセント食べたか。(周囲含む)
 飲食が側から何件取材が来て、何パーセント食べたか。

 というキッチリとした数字がある訳でもないのだ。そりゃワタクシ1人の体験ですしね。ええ。
 ただ、それでも、

 (´・Д・)」 嘘つき呼ばわりされるのは、納得いかねえんスよ。

 そりゃ、ワタクシ1人の経験でしかなくても、40回で食わない奴ばっかりに偏ってたら、

 どんだけ不運なのよ?


 (´・Д・)」 ね?


 ※ この記事はすべて無料で読めますが、これでもちゃんと色々と調査したり計算したりしてるんで、ご褒美に投げ銭(¥100)ください。
 なお、この先にはプロレスファン以外にもわかる、プロレス関係の記憶の捏造の話が書かれてます。


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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。