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ワインコラム「夏のワイン」

 皆さん、こんにちは。ワイン・バー店主の木賃ふくよし(芸名)です。

 来月いっぱいで無職になりますけどね。


 さて。ワタクシ、まだメールマガジンなる存在が華々しき頃、とあるメールマガジンでワインのコラムを書くという副業を行なっていました。ほぼボランティアで書いてたので、副業というほどの収入はありませんでしたけどね。

 当時はまだワインの専門家も少なかったのか、何故かワタクシに白羽の矢が当てられた訳ですが、コレを書くのには大概苦労しました。大雑把に「ワインのコラムを書いてくれ」と言われても、読者層のワイン知識がどの程度あるのかわからない訳です。そう。


 「俺に英語を教えてよ」


 って突然言われても、そいつの英語レベルがわからない事には、教えられるかどうかもわからない訳です。それが何人もいて、一度に同じ内容をレクチャーするとなると、どの辺から始めていいのかサッパリわかりません。

 しかもメールマガジンの文字数的に、つらつらと書き連ねる訳にもいかない。そもそも、ほぼボランティアなので、そのために4,000字を書く労力を費やしてる場合でもない。かと言って、いい加減な内容を書く訳にもいかないんですよ。これは困った。

 まあ、これを書こうと決まったら、それなりに話に緩急をつけて、まとめる作業は好きだったんですが、「何を書くか」というネタが決まるまで、かなり苦労した記憶があります。アーカイブを調べた限り、2006年6月ぐらいから、メールマガジンが廃刊になるまで7年ほど連載していた模様です。

 コレが第1回の内容と思われますが、その記憶も定かではありません。あと、メールマガジン用に言葉はかなり選んで書いていた模様。

 ツイッターの方で、ワインの話とかnoteに書かないんですか? というお声を頂いたので、そいつを転載してしまおうと思います。


 そろそろ季節は夏に向けて暑くなって来ましたね。
 日本には暑い時の酒というとビールが定番で、ワインの人気は今一つです。
 実際に日本の蒸し暑い夏にワインが適しているとは言い辛い所。そういう時は逆にワインの方を変えてあげましょう。
 赤ワインでも良く冷やして、オレンジのジュースなどで割ってあげるとスッキリします。白ワインなら種類は問わず、概ねフルーツジュースが良く合います。
 割合などは気にせず、コップに注いでから自分の好みに合うまで足していくのが一番楽でしょう。
 また、発泡性ワインの場合はジュースではなく、フルーツそのものを浸してあげれば、ワインもフルーツも少し違った味わいになります。



 え、、、?


 うわっ!短かっ!?


 自分でもビックリしたわ。まあ、最初なのでおっかなびっくり書いてた記憶はありますが、よもやコレほどとは。

 今なら、「ワインを他の材料で割るなんてワインへの冒涜だ!」とか言い出す阿呆が多いけど、気にせず、自分が飲みたいように、美味しくなるように飲んでね!!とか追記してますね。確実に。

 無論、わざわざ高価なワインを不粋に割って飲め、とは言いませんが、デイリーに飲むワインなら、自分が飲みたいように、冷やすなり、ジュースで割るなり、炭酸で割るなり、氷をぶち込むなり、フルーツをブチ込むなり、好きにすりゃいいと思うんですよ。

 夏のクソ蒸し暑い最中に、ヘヴィな赤ワインを飲むよりは、よっぽど健全だと思うし。

 まあ、そんな訳でコラムのアーカイブが残ってたので、noteに書くネタを思いつかない時は、このコラムを加筆修正とかしながら掲載してお茶を濁そうかな、と思います。

 また、書いて欲しいネタとかあったら教えてください。書くかどうかはわかりませんが、何もないと何を望まれてるのかわからないので困るんですよね。


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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。