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神社 ⛩ 祭り


 皆さん、こんにちは。神社の側に住んでる木賃もくちんふくよし(芸名)です。
 えー、いきなりですみませんが、

 (´°Д°)」 ワタクシが
 開発に関わった
 ジンジャーエールが
 発売されました!!


 (´・Д・)」 通販はまだサイトの更新が出来てないんですけれども。すみません。

 (´°Д°)」 リリース
 したんですよ!!


 (´・Д・)」 通販まだなんですけれども。すみません。

 ネットでこの話を大々的にするのは、ネット販売の準備ができてからにしようと思ったんですけれども。ええ。


 (´°Д°)」 ビビるぐらいに
 美味いのでこの話にする!!


 (´・Д・)」 マジで。

 いえね? ここから先はぶっちゃけ、かなり本音を書いちゃうんですけれども。ええ。

 ワタクシは正直言って、自分が開発に関わったクラフトコーラとクラフトジンジャーを比較すると、


 (´°Д°)」 断然コーラを推す!


 理由は色々あるのだが、思い入れが違うんすよね。ぶっちゃけ、自分が開発に関わった商品ってのが初の商品化な訳で、そりゃ、


 初めて試合に勝った時と、
 何度も勝って来た時じゃ、
 嬉しさの度合いが違う。


 まあ、コレは別にほとんどワタクシ個人の思い入れだが、それはやはり大きい。樹商事としても初の自社商品だし、Kyo trendブランドとしても初商品だし。
 実際にクラフトコーラは、かなり美味しく出来上がったし、その美味しさの度合いは自分の想定を上回ってた。

 あと、コレはワタクシ自身の性格によるものだし、割と真逆に思われていたりするのだが、ワタクシは実に、


 自己肯定感の低い
 人間なのである。


 100%同じモノが作れていたとしても、コレを自分1人で開発していたとしたら、まず間違いなく、このコーラに対して愛着を抱かなかっただろう。


 だって、自分の作ったモノに
 信頼を寄せる訳がないから。


 社長をはじめとして、開発に幾人もの人間が関わっているからこそ、コレは良い商品だと自信を持って薦められる訳だ。
 そもそもワタクシは飲食業が長いし、自分で料理もするからこそ、「自分の味にそそられない」のである。「こーゆー味」にするつもりで、こーゆー味として完成する訳だから、そこに意外性も何もない。いつもと同じ知ってる味になるだけなのだ。

 だが、幾人もの人間が関わってくれているお陰で、自分だけでは出せない味に仕上がっている。そして、自分だけの商品ではないからこそ、自信を持ってオススメできるのだ。

 自分なんかが作った商品、ではなく、素晴らしい商品に関わらせてもらった、と思えるから。
 それは大きな要因だと言える。

 そして、ワタクシは映画や小説や漫画などを好むし、それ以外の色んな創作物に関してもありがちな話だが、


 (´°Д°)」 続編に名作なし。


 コレに尽きる。いや、例外がない訳ではないが、パート1より、パート2の方が面白い作品を探すのは困難である。(例外はゲームなど。ゲームはシステムのブラッシュアップが行われるので1より2が面白くなりやすい)
 まあ、1と2で方向性が違う(ターミネーターやエイリアンはホラーからアクションに移行してる)ケースも多く単純比較はできないが、偉大な初代を超える事は難しい。


 そーゆー前提があると、
 1作目のコーラと
 2作目のジンジャーで、


 (´・Д・)」 コーラの方が美味いに決まってるだろ?


 って考えてしまう自分がいるのだ。

 そして、3つ目の理由は、


 (´・Д・)」 試作段階の
 ジンジャーがかなり美味かった。


 ってのが挙げられる。ぶっちゃけ、この試作品のままリリース出来ていたら、ジンジャーのオススメ度合いも大きく上昇していただろう。


 (´°Д°)」 しかし!


 (´・Д・)」 原価が割に合わなかったのよね。


 コストが高すぎる。とてもじゃないが商品にできない。だから涙を飲んで商品化可能なギリギリまでコストを削った経緯がある。無論、上限の話で。
 無論、味も上限ギリギリまで保持したつもりだ。充分に美味しい。そこに嘘偽りはない。嘘なんか言ってないが、


 (´・Д・)」 試作品の味と、
 比べちゃう自分がいるのよ。


 あの味でリリースしたかったな、とか、価格が上がっても味を守るべきだったかな、とか、色々考えちゃう訳で。ええ。
 無論、値段以上の価値はある。その自信はあるのだ。しかし、それでも、


 (´・Д・)」 コーラの方が
 オススメなんですよね。


 コレがワタクシの偽らざる本音である。いや、本音だった。

 ところが、発売日を迎えたその日、ワタクシと社長はデパートでの試飲販売イベントに出席し、お客様の反応を見てみると、


 (´°Д°)」 ジンジャーが
 予想より大好評なのよ。


 いや、わかる。わかるとも。おそらく脳ミソにこびりついた。


 コーラは頭の o(°▽°)o 悪い飲み物です♡


 って刷り込みがあるから、コーラよりジンジャーの方が知的飲料(≠Dr.ペッパー)なのはわかる。
 しかも、市販のコーラとクラフトコーラではクラフトコーラの方が圧倒的に正体不明の飲み物で、未知のものに対する不安があったり、比較する味の対象がなかったりするから、判断に躊躇も生まれるだろう。


 (´・Д・)」 しかし、ジンジャーは違う。


 特に冬で寒いから、ジンジャーのお湯割りを提供していたのだが、これは言ってしまえば、馴染みのある「生姜湯」なのである。しかも、そこいらの生姜湯なんかには負けないぐらい美味い。
 そりゃ人気が出るのも納得である。

 更に試飲イベントが行われたのはデパート。すなわち女性客が多い。
 そう。女性と言えば冷え性に悩む人も多く、生姜湯を愛飲する人も多い訳だ。

 しかもウチのジンジャーは、生の生姜を絞ってて、生姜のエキスが濃縮されてる。ちょっと飲むだけで身体がポカポカになる訳だ。しかも美味い。


 (´・Д・)」 そりゃ売れるわな。


 しかし、健康や薬効、美容に興味のないワタクシからすると、ぶっちゃけ、


 (´・Д・)」 でもさあ、
 コーラの方が美味いやん?


 って思うのである。いや、思っていた。
 当然、ジンジャーも美味い。しかし、完成した製品が充填屋から届いたのはイベントの前夜であり、我々はまだ、このジンジャーのポテンシャルの引き出し方が充分ではなかったのである。

 ちなみに、飲み方としては、


 ・炭酸割り

 いわゆるジンジャーエール。普通に美味しい。

 ・お湯割り

 いわゆる生姜湯。美味しいし、暖まる。

 ・ミルク割り

 オススメの飲み方で、飲む八ツ橋のような面白さもある。

 

・アイスクリームにかける

 フツーに美味い。めっちゃ合う。かき氷とかも美味しいはず。←まだ試してない。

 ・緑茶割り

 コレをイベント中に思いついて試したら、抜群に良かった。まるで、お茶とお茶受けの甘いおかきを一緒に飲んでる感じ。他にない新しい味で、飽きにくいし、かなりオススメ。ちょっと濃い目のお茶の方が相性がいい。市販のペットボトル茶の「濃茶」ぐらいが適切。

 こんな感じでオススメしてたんだが、実は、もう一つ、


 (´・Д・)」 こんなのどうせ
 美味しいに決まってるから、
 試飲は後回しでいいや。


 と試していなかった割材がある。

 🍎りんごジュースである。


 ちなみにデパートでの販売会は1週間あったのだが、試そうと思っても忙しかったり、忙しくて忘れてたりして、試せていなかったのだ。

 試飲販売会最終日の午後、イベントも残り3時間となったその時に、ヒマが訪れた。
 そして、2人ともが忘れていたりんごジュース割りの試飲を思い出したのである。

 そこでりんごジュースを買って来て試したら、


 (´°Д°)」 え? なにコレ!?
 予想の2.5倍美味いんだけど!?


 てか、なにコレ? 例えるなら、



 (´°Д°)」 飲むアップルパイ。



 それも、結構評判のデザートパーラーで買った高級アップルパイである。


 (´°Д°)」(´°Д°)」うっま!

  ↑ ワタクシと社長

 あまりの美味さにキャッキャと騒いで、他の売り場のお姉さんに笑われたぐらいである。

 クリームなんか入っていないのに、高級カスタードレモンクリームの風味が出ているのだ。


 (´°Д°)」(´°Д°)」 なんじゃコレ

  ↑ ワタクシと社長


 しかも、そこに更にミルクを少し垂らすだけで、


 (´°Д°)」(´°Д°)」 更にリッチな味わい

  ↑ ワタクシと社長

 しかもそれをホットにしてみると、


 (´°Д°)」(´°Д°)」 焼きたてアップルパイ…!!

  ↑ ワタクシと社長


 (´°∀°)」(´°∀°)」 ウマウマ!


 てか、この瞬間から、


 (´・Д・)」 コーラより美味いんじゃね?


 と掌を返すレベルなのである。
 ジンジャーのポテンシャルをわかってなくてゴメン。コレなら自信を持って売れる。そして、お客様にも喜んでもらえる。間違いない。


 でも、3時間後には

 _(:3 」∠)_

 イベント終了やねん。



 社長と2人で「機会損失も甚だしい」と嘆いたり、「なんで早く試さなかったの?」と言い合う始末である。
 だってお互いに、リンゴとシナモンとジンジャーなんて、


 (´・Д・)」 試さなくても
 美味しいに決まってるし。


 ぐらいにしか考えていなかったのである。
 実際、ウチのコーラは乳製品とよく合うので、シェイクとも合うはずだと思って合わせてみたら、予測ほどの味に至らなかった逆のケースもあったので、こーゆー事は経験済みだったにも関わらず、


 (´・A・)」 どうせ美味い。
 飲まんでもわかる。


 と本部以蔵みたいな事を思ってて試さなかった事を後悔してしまった。


 9時間×7日間。つまり63時間のうち、60時間も無駄にしてしまったのである。



 (´°Д°)」 最初から試してれば、
 売上はもっと上がったのに、、、!


 (´・Д・)」 今回、マジで勉強になったのは、

 ま。試さんでもわかる。


 ってのが、必ずしも正しいとは限らない、という「当たり前」の事である。それを思い知らせてくれただけで、ワタクシのジンジャーに対する思い入れは、コーラに匹敵するものとなった。

 なお、ジンジャーの通販はまだ開始できていないので、本当なら、この記事は発売に合わせるべきなのだが、


 (´°Д°)」 美味すぎたから
 先に書いておきます!


 比較のためにもコーラも買ってね。


 ※ この記事はすべて無料で読めますが、コーラが売れようとジンジャーが売れようと、ワタクシには直接お金が入ってこないので、投げ銭(¥100)をお願いします。
 なお、この先には更にスペシャルなクラフトジンジャーの使い方が書かれています。


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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。